2025年10月開始のアニメについて(その12)

 視聴したアニメの感想を記述しています。すべてを網羅している訳ではありませんけれども、いろいろです。

「無職の英雄 ~別にスキルなんか要らなかったんだが~」第12話(最終回)
 異世界転生モノではなく、RPG のような世界を舞台とした作品でした。
 オープニング主題歌がアニソン的という観点で、印象的でした。
 制作(studio A-CAT)は、「魔王軍最強の魔術師は人間だった」(2024年のアニメ)と同一とのことで、キャラクタデザインや作画の粗さには、類似性が見受けられます。
 一見、異世界モノのテンプレートだらけといった印象なのですけれども、無職であるが故に努力次第でいかなる職のスキルも模倣出来てしまうという設定は、それなりに面白いと思いました。
 主人公(アレル)の姉であるアステアの動向は、第6話での主人公の里帰りの際に伏線らしき描写があったため、第12話の皇国については、予想がつきました。
 その後、再びの里帰りで、ライナ(声:早見沙織)と再会したのですけれども、主人公との関係には、進展もないまま、主人公が再び旅に出てしまうという幕切れで、物足りなく思いました。

「私を喰べたい、ひとでなし」第12話 ○
 現代の日本の海辺の街を舞台に、家族を事故で失った女子高生と人喰い人魚の女との奇妙な関係(要するに百合)を描く作品のようです。
 八百歳比名子役が上田麗奈、近江汐莉役が石川由依、社美胡役がファイルーズあい というキャスティングが魅力的です。
 エンディング主題歌(「リリィ」)の歌唱も上田麗奈が担当していることも印象的です。
 あまり知られていないかも知れませんけれども、上田麗奈が歌唱を担当したアニメ主題歌といえば、「魔女の旅々」(2020年のアニメ)のオープニング主題歌(「リテラチュア」)、「青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない」(2025年のアニメ)のエンディング主題歌(「水平線は僕の古傷」)などがあります。歌唱の上手さというよりは、演技力の高さが発揮されているように感じられます。
 第12話Aパートは、遂に、キマシタワーだったのですけれども、第5話の感想でも記述したように、挿入歌が駄目で、ない方がよいと思いました。
 第12話は、序盤から近江汐莉が八百歳比名子に過去の出来事や本心を暴露していたのですけれども、それでも八百歳比名子が拒否してしまうという展開には、視聴している方が絶望してしまうように思いました。
 一方、第12話Bパートの笑わせ方は、上手いと思いました。
 第11話の感想で、「社美胡が近江汐莉の心情も察しようとする描写があったことが印象的でした。」と記述していたのですけれども、第12話Bパートも同様で、よいと思いました。

「悪食令嬢と狂血公爵」第12話(最終回) ×
 異世界転生モノではなく、RPG のような世界を舞台とした作品でした。
 制作は、旭プロダクションとのことで、相変わらず、酷い作品でした。
 オープニング主題歌の歌唱が下手糞で、曲自体も駄目でした。エンディング主題歌はオープニング主題歌よりはましでした。
 映像の完成度が低い上に、物語自体も、終始、1話で済みそうなことに 2話以上費やすような作風が視聴に堪えず、どうしようもなくつまらない作品でした。

「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」第12話 ○
 いわゆる悪役令嬢モノで、異世界転生モノではないようですけれども、神の加護や魔法の類が存在する世界が舞台のようです。
 オープニング主題歌は、CHiCO with HoneyWorks とのことなのですけれども、近年の CHiCO は、一時期よりも下手になっているように思えます。
 エンディング主題歌は、シユイの歌唱はよいと思うのですけれども、歌詞や曲は、10年前のボカロ曲の流行歌のコピーのようで、恥ずかしいです。作者は、このような曲でよいとでも思っているのでしょうか。もしも、本当にこのような曲しか作れないのであれば、プロとしての進退を考えるべきです。
 見るからに難しそうなキャラクタデザインである割には、作画や動きなどのよい状態が維持されているように思います。
 物語が勧善懲悪に徹している辺りがよいと思います。
 また、物語がシリアスな一方で笑わせ方が意外に上手いことも長所であると思います。ヒロインであるスカーレット・エル・ヴァンディミオン(声:瀬戸麻沙美)とパリスタン王国第一王子であるジュリアス・フォン・パリスタンのやりとりは常に面白いと思います。
 第12話で、パルミア神信者が仕掛けた「即死トラップ」をスカーレットが力技のみで平然と破った挙句、「遊具」とか「ウォーミングアップ」といってのける有様は、もはや、この作品らしいとしか思えなかったのですけれども、レオナルド・エル・ヴァンディミオンの「妹はニンゲン」という台詞には、爆笑してしまいました。
 テレネッツァ・ホプキンス(声:加隈亜衣)がレオナルドの千里眼(クレアボヤンス)に反撃する場面には、「きさま!見ているなッ!」という台詞がほしいと思いました。
 鬼謀のミシェランとの対戦では、身体能力を低下させられようとも、「遡行の力」や「加速」を使用できるスカーレットには無意味ではないかと思ってしまいました。
 その後の乱戦の場面で、端役であるイザベラ役の日笠陽子の声が上手すぎるために悪目立ちしていたように思いました。
 スカーレットがクロノア神(声:福山潤)の神器で、ディアナから奪われていた加護をテレネッツァから取り返したために、聖女守護騎士団(ホーリーオーダーズ)が攻勢に転ずるという展開は、少しだけ泣けるように思いました。
 終盤の展開は、ジュリアスの方から「一度、本気で戦ってみたかっただけ」などといい出す結末かと思いきや、Cパートでスカーレットの方から覆す辺りも、この作品らしいと思いました。

「SPY×FAMILY」第49話
 「SPY×FAMILY」(2022年、2023年)のアニメの第3期です。
 制作(WIT STUDIO × CloverWorks)は、第2期以前と同様なのですけれども、監督をはじめ、スタッフには変更があるようです。
 オープニング主題歌(スピッツの「灯を護る」)とオープニングの映像がよいと思います。
 第49話は、ユーリ・ブライアに変装したロイド・フォージャーの「ヨルさんの暴力…」という台詞でにやけてしまいました。
 それにしても、このようなエピソードをまだ引っ張るつもりなのかと思いました。

「終末ツーリング」第12話(最終回)
 現代文明崩壊後の日本を旅する少女たちを描く作品ようでした。
 制作(Nexus)と監督が「ダーウィンズゲーム」(2020年のアニメ)と同一とのこと。
 映像の完成度の高さだけで評価するのであれば、歴代のアニメの中でも上位である思いました。
 しかしながら、一見したところでは、「少女終末旅行」(2017年のアニメ)と類似性が目につくのですけれども、物語としては、「終末ツーリング」の方がはるかに劣っていました(要するに、物語としては、非常に面白くありませんでした)。
 ヨーコとアイリ(声:富田美憂)は、勝手にシェルターを抜け出してきたのかと思っていたのですけれども、第12話で、ようやく、そうではないことが明らかとなりました。
 オープニング主題歌の歌唱が駄目で、第12話は、オープニング主題歌がエンディングで使用されてしまったため、最低のエンディングとなってしまいました。

「不滅のあなたへ Season3」第12話
 「不滅のあなたへ」(2021年、2022年~2023年のアニメ)の第3期です。
 「不滅のあなたへ」といえば、ハヤセ役とカハク役であった斎賀みつき の演技が素晴らしく、他のことは、第2期の作画が酷かったこと程度しか印象に残らないような作品だったように思うのですけれども、第3期も、制作(ドライブ)や監督などの主要なスタッフは、第2期とほぼ同一のようで、相変わらず、酷い作画です。
 第3期第1話前半で、観察者(声:津田健次郎)がフシに再接続の能力を与え、「今後は自分を謳歌しなさい」といい放ったことが第2期以前とは明らかに違うように思います。
 第3期の舞台は、一見、現代の日本に似た世界なのですのですけれども、現実世界とは似て非なる世界である(第1期から描かれているヤノメという国が現代に至っている)という設定のようです。
 第11話の感想で、「イズミ(声:伊藤静)の霊体がイズミ自身の過去の語ったため、第3期のおける謎の大部分は解消されたように思いました。」と記述したのですけれども、第12話で描かれたアオキユーキ(声:藩めぐみ)のノッカーへの推測で、さらにわかりやすくなったように思いました。
 しかしながら、サトル(声:花守ゆみり)となった観察者(声:津田健次郎)でも、たやすくノッカーを駆除できるという描写は、衝撃的に思いました。
 また、アオキユーキとの握手の際に、ミズハ(声:楠木ともり)(のノッカー)が左手を差し出していたことが印象的でした。

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「機械じかけのマリー」第11話
 大財閥の御曹司の警護のため、自らを機械人形(ロボットメイド)であると偽ることとなった少女を主人公とした作品のようです。
 設定に無理があるのですけれども、物語としては、意外に面白いです。映像的な完成度の低さが残念に思えます。
 第4話以降、エンディング主題歌(「Cross heart~偽りのない気持ち」)がマリー役の東山奈央とマリー2役の小清水亜美のデュエットとなりました。エンディング主題歌だけは、今期の覇権となったように思います。
 第11話は、Aパートの展開のまま進めても面白そうだと思ったのですけれども…

「暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが」第11話
 異世界召喚モノで、「ありふれた職業で世界最強」(2019年、2022年、2024年のアニメ)、「ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで」(2024年のアニメ)との類似性を散見します。
 制作は、サンライズ、監督は、「蒼穹のファフナー」(2004年、2005年、2015年のアニメ)、「境界戦機」(2021年、2022年のアニメ)と同一とのこと。
 キャラクタの作画だけで評価するのであれば、今期(2025年10月)開始のアニメの中では、最も秀逸であると思います。
 ヒロインであるアメリア・ローズクォーツ役の水野朔は、名作である「後宮の烏」(2022年のアニメ)の主人公役以来の大役であると思います。
 第5話、第7話の感想でも触れたのですけれども、ヨルがよい奴であることがこの作品の要のように感じられます。
 第11話で、主人公(織田晶)がヨルがサラン・ミスレイに変身したことに言及したことは、今後の伏線でしょうか。

「とんでもスキルで異世界放浪メシ2」第23話
 「とんでもスキルで異世界放浪メシ」(2023年のアニメ)の第2期で、よい意味で相変わらずという印象を受けます。
 制作(MAPPA)や監督などは、第1期と同一ですけれども、その他のスタッフには、変更があるようです。
 第23話で、海の街ベルレアンに到着とのこと。
 第22話の感想で、「巨大化したときのスイの声が駄目である」と記述していたのですけれども、第23話で、海上も移動できるとは、それだけで大活躍と思いきや、攻撃力の高さには、爆笑してしまいました。

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「ワンパンマン(3期)」第34話 ×
 「ワンパンマン」(2015年、2019年のアニメ)の第3期です。
 第1期は名作であったと記憶しているのですけれども、第2期はつまらない作品でした。
 第3期の制作は第2期と同一ですけれども、監督は交代しているようです。
 オープニング主題歌が本当にゴミクズのようで、聴きたくありません。
 第25話の感想で、「第2期と同様で、第1期のような素晴らしい作風には程遠いように思えました。」と記述していたのですけれども、第26話以降も、予想以上につまらないと思います。
 第31話の感想で、「戦闘場面主体であったにもかかわらず、まったく面白くありませんでした。」と記述したのですけれども、第34話も、戦闘場面主体なのに、映像の完成度が低いために、つまらなく思えました。
 
「キミと越えて恋になる」第10話
 獣人が存在する近未来の日本の高校を舞台に、ニンゲンの女子と獣人の男子の恋愛を描く作品のようです。
 制作(ミルパンセ)と監督は、「異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する~レベルアップは人生を変えた~」(2023年のアニメ)と同一とのことで、映像の完成度が高いと思います。
 ヒロインである朝霞万理役が石見舞菜香であることが印象的です。
 キサラ役の加隈亜衣の演技がよいと思います。
 エンディング主題歌(「きみになれたら」)がよいと思います。
 第10話は、主要登場人物に給仕服などを着せたかっただけかと思いきや、物語としては、相田雪紘とキサラとの新たな関係の芽生えが要点といったところでしょうか。

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 前述以外で、視聴を継続しているアニメ:
  「キミとアイドルプリキュア♪」(2025年2月開始のアニメ)
  「ケンガンアシュラ Season2 Part.2」(2025年9月第2期第2クール地上波放送開始のアニメ)
  「結婚指輪物語II」(2025年10月第2期開始のアニメ)
  「キングダム 第6シーズン」(2025年10月第6期開始のアニメ)
  「らんま1/2」(2025年10月第2期開始のアニメ)(最終回)
  「魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語/永遠の物語 TV Edition」(2025年10月地上波放送開始のアニメ)(最終回)

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