2025年7月開始のアニメについて(その13)

 視聴したアニメの感想を記述しています。すべてを網羅している訳ではありませんけれども、いろいろです。

 今期(2025年7月)開始のアニメでは最高の作品であった「雨と君と」と「その着せ替え人形は恋をする」(第2期)が前回で終了してしまいましたので、今回は、寂しく思います。

「水属性の魔法使い」第12話(最終回)
 異世界転生モノでした。
 監督は、「ダンジョン飯」(2024年のアニメ)の副監督だったとのこと。
 オープニング主題歌の歌唱が気持ち悪く、歌詞も稚拙で恥ずかしいと思いました。
 主人公(涼)役が村瀬歩であることが印象的でした。
 第12話で、アベルは、爆炎の魔法使いオスカーと対峙した時点で、正体でも明かすのではないかと思ったのですけれども、さにあらずでした。それどころか、主人公を制止しようとしたばかりに、アベル自身が絶対に敵対するなといっていた主人公に対峙する破目に陥るとは、不憫であると思いました。
 また、この場面で、アベルの制止を振り切ろうとする主人公の怒り方には、主人公の好戦的な本性が滲み出ているように思えました。
 結局、物語としては、実に中途半端なところで終了したようにしか思えず、よくありませんでした。

「サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと」第12話
 異世界転生モノではなく、RPG のような世界を舞台に、どもりであるが故に無詠唱魔法を究め、七賢人のひとりとなった少女(モニカ・エヴァレット)を主人公とした作品のようです。
 主題歌の歌唱や演奏は、あの程度でよいとでも思っているのでしょうか。特に、オープニング主題歌の主題歌の歌唱や演奏は、本当に下手糞です。アニメの主題歌は、素人バンドの出る幕ではないと知るべきです。曲自体は悪くないと思います。
 モニカ役の会沢紗弥の主演は珍しいと思います。イザベル・ノートン役の種﨑敦美の演技の幅の広さには驚かれます。また、クローディア・アシュリー役の茅野愛衣も上手いため、台詞自体が駄目なために碌な演技のできてないヒロイン役が余計に下手糞に思えてしまいます。
 第12話で描かれた祭りが「ある魔女が死ぬまで」(2025年のアニメ)で描かれたものと類似していると思いました。何か共通の原典でもあるのでしょうか。
 第13話の放送は、通常よりも24時間遅れとなるとのこと。

「青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない」第13話(最終回)
 名作である「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」(2018年のアニメ)の TVシリーズとしては、第2期に相当する作品で、制作(CloverWorks)も監督も第1期と同一とのことでした。
 第1期の主題歌(「君のせい」、「不可思議のカルテ」)があまりに印象的であったため、第2期の主題歌は衰えたように思えるのですけれども、エンディング主題歌「水平線は僕の古傷」は、よいと思いました。
 番組の題名は、「青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない」なのですけれども、第1話~第3話は、広川卯月(声:雨宮天)を主体とした「青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない」、第4話~第7話は、赤城郁実を主体とした「青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない」、第8話~第10話は、姫路紗良(声:小原好美)を主体とした「青春ブタ野郎はマイスチューデントの夢を見ない」、第11話~第13話が岩見沢寧々(声:上田麗奈)を主体とした「青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない」でした。
 第12話の感想で、「第11話までは、国見佑真の後がま程度の存在感しかなかった福山拓海が第12話では、一気に重要人物となったのですけれども、状況の解消には至らず」などと記述していたのですけれども、第13話では、福山拓海が予想よりも重要な存在に思え、驚きました。
 第13話終盤の展開は、第1期終盤にも同じようなことがあったような…
 また、第13話で、赤城郁実が主人公(梓川咲太)に同行していた理由が今一つわからないと思いました。

「薫る花は凛と咲く」第13話(最終回)
 現代の日本の高校生同士の恋愛を描く作品のようでした。
 不良の(男子生徒の)描写が見るからに少女漫画的でした。原作は講談社のウェブコミックとのことでした。
 制作(CloverWorks)と監督は、名作である「明日ちゃんのセーラー服」(2022年のアニメ)と同一とのことで、少女の描写には、類似性を散見しました。
 オープニング主題歌(キタニタツヤの「まなざしは光」)がよいと思いました。
 第13話は、前半で紬凛太郎が和栗薫子に祭りに誘われるまでの時点で、すでに、第12話以前とは、別の作品のように思えました。
 第13話後半は、第1話を和栗薫子の視点で回想したような描写が主体だったのですけれども、今回で完結させようとする意図が強く感じられる作風で、最終回とは、このようなものをいうのであると思いました。

「公女殿下の家庭教師」第12話(最終回) ×
 異世界転生モノではなく、魔法が公然と存在する近世欧州のような世界を舞台に、公爵家の次女(ティナ・ハワード)に魔法を教えることとなった少年(アレン)を主人公とした作品でした。
 制作(スタジオブラン)は、「最強陰陽師の異世界転生記」(2023年のアニメ)と同一で、監督も、「最強陰陽師の異世界転生記」の総監督だったとのことなのですけれども、映像の作風だけを見ると、「精霊幻想記」(2021年、2024年のアニメ)に類似しているように思えました。
 ティナ役の声優の演技が下手糞で、興ざめしました。
 第12話で描かれた勝負にステラ・ハワード(声:水瀬いのり)が敗北するようなことがあれば、ステラが馬鹿王子のジェラルド・ウェインライトと同じ闇に堕ちるとしか思えなかったのですけれども、結局は、敗北しても、脳内お花畑な展開で、所詮はハーレムアニメに過ぎないと思いました。

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「瑠璃の宝石」第12話
 「恋する小惑星」(2020年のアニメ)で描かれた地質研究会よりもさらに鉱物学よりの主題です。
 制作(スタジオバインド)と監督は、「お兄ちゃんはおしまい!」(2023年のアニメ)とのことで、アニメの作風には、類似性を散見します。
 しかしながら、キャラクタデザインだけは、残念に思います(異様な巨乳が気持ち悪いです)。
 主題歌(「光のすみか」、「サファイア」)がよいと思います。
 第12話の鉱石ラジオは懐かしいと思いました。
 鉱物学専攻の荒砥凪(声:瀬戸麻沙美)や伊万里曜子(声:宮本侑芽)が鉱石ラジオに非常に詳しいというのは、無理があるように思ったのですけれども、そのようなものなのでしょうか。
 第12話後半でのオープニング主題歌の使い方が泣かせるように思いました。

「異世界黙示録マイノグーラ」第12話
 異世界転生モノです。主人公(伊良拓斗)が転生しただけでなく、主人公がプレイしていたゲームの NPC が付き従っていることが特徴的ではあるのですけれども、「オーバーロード」(2015年、2018年、2022年のアニメ)の従者をアルベドだけにしたような設定にも見え、チープであると思います。
 異世界の世界観が RPG というよりは、シミュレーションゲームのように思えます。
 制作(MAHO FILM)と監督は、「歴史に残る悪女になるぞ」(2024年のアニメ)と同一とのこと。
 第11話終盤の状況から、メアリアやキャリアが死亡するのではないかと予想していたのですけれども、第12話では、全ての蟲の女王イスラ(声:井上喜久子)の方が死亡してしまうという展開で、意外に思いました。
 問題はその後で、特に、メアリアがあの狂った棒読みのまま戦闘に及ぶという有様があまりに殺伐で、意図的にそのようにしているのでしょうけれども、非常に胸糞悪いと思いました。

「盾の勇者の成り上がり Season 4」第12話(最終回)
 「盾の勇者の成り上がり」(2019年、2022年、2023年のアニメ)の第4期でした。
 制作(キネマシトラス)と監督は、第1期と同一とのことでした。
 相変わらず、オープニング主題歌がクソで、オープニングの時点で、視聴を打ち切りたくなりました。このようなクソ主題歌を耳に入れることすら苦痛ですので、毎回、早送りでした。
 第11話の感想で、シルディアに何かが憑依しているという描写が難解であるという主旨の記述を行っていたのですけれども、第12話では、憑依していたのは、過去の天命で、結局、過去の天命に認められたラフタリアが新たな天命になるという予定調和としか思えない展開でした。
 第5期制作決定とのこと。

「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 第2期」第24話(最終回)
 「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」(2024年のアニメ)第2期でした。
 物語の流れのよさや笑わせ方の上手さがよい意味で相変わらずでした。
 オープニング主題歌が10年前のボカロ曲の流行歌のコピーのようで、心底ダサいと思いました。
 第24話は、ギタンの敗北(改心)というわかりきった結末よりも、主人公(ロイド=ディ=サルーム)の姉で第四王女であるサリアがすべてを見通していたことが印象的でした。

「Dr.STONE SCIENCE FUTURE」第24話(最終回) ○
 名作である「Dr.STONE」(2019年、2021年、2022年、2023年、2025年のアニメ)の第4期第2クールでした。
 制作(トムス・エンタテインメント)は、第1期から同一、監督は、第3期以降と同一とのことでした。
 第4期第1クールは、この作品にしては珍しく、オープニング主題歌がよく、オープニングの映像もよかったですけれども、第2クールで、オープニングに関しては、明らかに駄目になりました。
 第1期から気になっていたのですけれども、本編の音楽も、肝心なところでラップのようなものが流れるなど、センスが欠如しています。
 第4話期第2クールは、第20話以降の盛り上げ方が上手いと思いました。
 第24話前半のコハク(声:沼倉愛美)がスイカを抱擁する場面で泣けてしまいました。
 第24話後半で、石化についての新たな事実が明らかとなったものの、第4期で完結と聞いていましたので、どのような幕切れとなるのかと心配になったのですけれども、第3クール放送予定とのことで、爆笑してしまいました。
 第4期第3クールも是非とも視聴したいと思います。

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「怪獣8号 第2期」第23話(最終回) ×
 「怪獣8号」(2024年のアニメ)の第2期でした。
 制作は第1期と同一なのですけれども、Production I.G にしては、酷い作画でした。
 第22話の感想で、「ようやく決戦らしきものが開始されたのですけれども、白けてしまっています。」と記述していたのですけれども、第23話も同様でした。
 東雲りん役の花澤香菜による命を懸けた演技だけはよいと思いました。

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 前述以外で、視聴を継続しているアニメ:
  「キミとアイドルプリキュア♪」(2025年2月開始のアニメ)
  「Summer Pockets」(2025年4月開始のアニメ)
  「SAND LAND: THE SERIES」(2025年6月地上波開始のアニメ)
  「地獄先生ぬ~べ~」(2025年7月開始のアニメ)(最終回) ×
  「ケンガンアシュラ Season2 Part.2」(2025年9月第2期第2クール地上波放送開始のアニメ)

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