2024年10月開始のアニメについて(その2)

「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」第14話
 「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」(2024年のアニメ)の第2期です。
 スタッフは、第1期とほとんど同一とのこと。
 相変わらず、キャラクタデザインが悪く、作画も今ひとつなのですけれども、物語の熱さも相変わらずで、よいと思います。
 第14話は、レング・サレマキアの登場で、つまらなくなりました。
 第1期のような熱い作風でひたすら突っ走ってくれればよかったものを目先を変えようとした結果、失敗してしまっています。

「歴史に残る悪女になるぞ」第2話
 悪役令嬢モノです。
 ヒロイン(ウィリアムズ・アリシア)が転生以前から乙女ゲームのような異世界の悪役令嬢になることを望んでいたことが目新しいと思います。
 制作と監督は、「神達に拾われた男」(2020年、2023年のアニメ)、「リアデイルの大地にて」(2022年のアニメ)、「レベル1だけどユニークスキルで最強です」(2023年のアニメ)というどうしようもなく酷いアニメと同一とのことで、映像的には、「歴史に残る悪女になるぞ」も、第1話から構図が稚拙な上に、動かないという酷い有様です。
 第2話で描かれたロアナ村は、10歳の幼女であるヒロインが夜間に徒歩で行けるほどの近距離にあるのでしょうか。道中に危険はないのでしょうか。昼間よりも夜間の方が安全であるというのもおかしいと思います。

「Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season」第52話
 「Re:ゼロから始める異世界生活」(2016年、2020年、2021年のアニメ)の第3期です。
 この作品は、最後まで見届ける所存です。
 制作会社は、第1期~第2期と同一ですけれども、スタッフには、相違があるとのことで、第1期~第2期よりも作画が安定したように思えます。
 第52話前半のループは、原点に回帰したかのような作風であると思いました。
 第2期までと違い、主人公(ナツキ・スバル)がベアトリスを頼ることができるだけで安心してしまうように思いました。

「結婚するって、本当ですか」第2話
 旅行代理店の社員同士の偽装結婚を主題とした作品のようです。
 私は、2006年頃、朝の混雑時に井の頭線渋谷駅のエスカレーターで、HIS の広告物を配布している男に執拗に立ち塞がれ、通勤を妨害されたことがあります。当時は、本気で告訴(東京都迷惑防止条例違反)を考えました。今でも赦していません。今でも恨みに思っています。
 故に、登場人物が旅行代理店の社員というだけで、憎悪を感じます。
 監督は、「トニカクカワイイ」(2020年、2023年のアニメ)と同一とのことで、制作の葦プロダクションが結婚生活を主題とした作品の監督を他所から連れてきたのではないかと邪推します。
 本城寺莉香を演じる早見沙織の声を堪能できることがこの作品の唯一の価値であると思います。
 第2話で、大原拓也の父親である大原耕一(声:玄田哲章)が登場したのですけれども、当然、そうなるであろうと思いました。
 第1話の時点では、親族のことがまったく考慮されていませんでしたので、いないという設定なのかと思っていました。

「アオのハコ」第2話 ○
 体育会系の高校生たちを描く作品のようです。
 制作と監督は、「七つの大罪 黙示録の四騎士」(2023年、2024年のアニメ)と同一とのこと。
 映像の完成度の高さと物語の爽やかな作風が素晴らしいと思います。
 オープニング主題歌(Official髭男dism の「Same Blue」)がよいと思います。
 ヒロインである鹿野千夏役の上田麗奈の演技が従来とは異なるように聴こえ、よいと思います。
 主人公(猪股大喜)と笠原匡との関係は、第1話から描かれていたのですけれども、主人公は友人に恵まれてると思いました。
 第2話では、主人公の幼馴染である蝶野雛(声:鬼頭明里)との微妙な距離感の描写が繊細で、見事であると思いました。

「ひとりぼっちの異世界攻略」第2話
 よくある異世界召喚モノです。
 オープニング主題歌の歌唱がクソで、オープニングの時点で視聴する気力が失せます。
 第2話は、「ひとりぼっち」どころか、ハーレムものになりつつあると思いました。
 視聴打ち切り候補です。

「株式会社マジルミエ」××
 オープニング主題歌とエンディング主題歌の歌唱が不快で、オープニング主題歌の歌唱を担当している奴が大嫌いなので、第2話以降は視聴していません。
 オープニング主題歌とエンディング主題歌の歌唱が不快で、オープニング主題歌の歌唱を担当している奴が心底大嫌いなので、第2話以降は視聴していません。
 第2話以降は視聴していません。

「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ」第2話
 秀逸な作品である「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」(2018年のアニメ)待望の第2期のはずなのですけれども…
 第1話の時点で、第1期よりも作画が衰えてしまっているように見えたため、どうしたことかと思ったのですけれども、制作が A-1 Pictures に変更されてしまっているとのことで、がっかりです。
 「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」の主題歌といえば、第1期のオープニング主題歌(藍井エイルの「流星」)が素晴らしかったのですけれども、第2期のオープニング主題歌(ReoNa の「GG」)とエンディング主題歌(楠木ともり の「Little Dancer」)もよいと思います。
 第2話を視聴した限りでは、作画が衰えた分、動きはよいと思いました。しかしながら、A-1 Pictures のことですので、いつまで継続できるかわからないと思います。
 第2話後半の展開は、第1期でピトフーイ(声:日笠陽子)が使用した武器を憶えていましたので、やりそうであると思いました。
 今回の試合(サード・スクワッド・ジャム)は、ピトフーイもエムも味方ですので、心強いと思います。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇」第2話
 「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」(2015年、2019年、2020年、2022年、2023年のアニメ)の第5期です。
 スタッフは、第2期以降とほとんど同一とのこと。
 オープニング主題歌が本編が作風に合っていません。
 エンディング主題歌(sajou no hana の「ハイドレート」)はよいと思います。
 第2話で、唐突にアイズ・ヴァレンシュタインが登場したのですけれども、一体、何年ぶりの登場かと思ってしまいました。

「魔法使いになれなかった女の子の話」第2話
 魔法学校に通う少女たちを描く作品のようです。
 制作は、J.C.STAFF とのこと。
 近年の通常のアニメとは異なる映像を目指しているように見え、「リトルウィッチアカデミア」(2017年のアニメ)に似た作風に思えます。
 第2話で、ミナミ=スズキ(声:堀江由衣)が魔法陣を手描きで描くために幾何学から教える有様は、私がブログが普及しても HTML を手描きすることに執着していたことを想起させるように思いました。

「チ。 ―地球の運動について―」第3話 ×
 中世末期の欧州を舞台に、地動説の研究者を描く作品のようです。
 制作と監督は、「寄生獣 セイの格率」(2014年のアニメ)と同一とのこと。
 オープニング主題歌が駄目です。この作品に限らず、NHK のこの枠で放送されるアニメの主題歌は、どれもこれも本当に駄目です。NHK は、日本人だけから、無理やり金をむしりとっておきながら、このようなことだから、国民から憎まれ、解体すべきといわれてしまうのです。
 一方、エンディング主題歌は、NHK のこの枠で放送されるアニメにしては珍しく、まともであると思います。
 仮に物語がつまらなくとも、ラファウを演じる坂本真綾の声を堪能できるのであれば、僥倖と思っていたのですけれども、第3話で自害とは、本当につまらないと思いました。
 異端審問官で元傭兵のノヴァク(声:津田健次郎)は、過去に津田健次郎が演じてきた他の役と同じように、もっと本当に卑劣で非情かと想像していたのですけれども、子供であるラファウを拷問したくないような素振りで、意外に思いました。
 視聴打ち切り候補です。

「君は冥土様。」第2話
 以前から原作が宣伝されているため、題名程度は知っていました。
 監督は、秀逸な作品である「サマータイムレンダ」(2022年のアニメ)と同一とのこと。
 オープニング主題歌が本編の作風に合っていません。また、この作品の場合、オープニングやエンディングに実写を混ぜる意図がさっぱりわかりません。
 ヒロインである雪役が上田麗奈で、前述の「アオのハコ」の鹿野千夏役とは異なる上田麗奈の声を堪能できます。
 第2話でイヌが登場したのですけれども、この作品のキャラクタデザインは、人物やイヌを描写しようとしておらず、人物やイヌの絵をデザインしようとしているように見えてしまっている点が駄目です。
 視聴打ち切り候補です。

「パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき」第2話
 よくある RPG のような世界を舞台とした作品のようです。
 クソみたいな題名を見ただけで視聴する気が失せます。
 制作は、「異世界召喚は二度目です」という今一つなアニメと同一とのこと。
 背景美術が雑です。
 第2話Cパートの描写から、主人公(ラウスト)が何者かに狙われているようであることが印象的でした。
 視聴打ち切り候補です。

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「妻、小学生になる。」第1話
 2022年にドラマ化されていたため、題名程度は知っていました。
 キャラクタデザインに魅力がまったく感じられない点が致命的に駄目です。
 主人公(新島圭介)の不倫相手の守屋好美が最も魅力的であると思ってしまいました。
 新島貴恵と白石万理華を演じ分ける悠木碧の上手さだけは、素晴らしいと思いました。

「村井の恋」第1話
 ギャグ主体の作品のようです。
 アニメなのに動きません。キャラクタデザインや作画も酷い有様です。
 田中彩乃を演じる日笠陽子が上手いと思います。ナレーションが大塚芳忠なのもよいと思います。
 こんなもの、第2話以降は視聴したくないところなのですけれども、困ったことに、視聴後に確認したところ、制作と監督は、秀逸な作品である「ハイスコアガール」(2018年、2019年のアニメ)や名作である「死神坊ちゃんと黒メイド」(2021年、2023年、2024年のアニメ)と同一とのことで、そういわれてみれば、「ハイスコアガール」との類似性が感じられるようにも思え、視聴を継続すべきか否か悩ましく思います。

「ぷにるはかわいいスライム」第1話 ×
 第1話だけは、視聴しました。
 視聴後に確認したところ、制作は、TOHO animation STUDIO、監督は、「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」(2023年のアニメ)という今一つなアニメと同一とのことでした。
 流行りそうですけれども、私は視聴しません。

「ハイガクラ」第1話 ×
 第2話以降は、視聴しません。

「来世は他人がいい」第1話 ××
 視聴しなければよかったと後悔しています。
 2度と視聴しません。

「最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える」第1話
 RPG のような魔物や魔法が存在する近代を舞台とした作品のようです。
 第1話を視聴した限りでは、どことなく「ラグナクリムゾン」(2023年~2024年のアニメ)に似た作風であると思いました。
 キャラクタデザインは悪くないのですけれども、戦士の馬鹿でかい武器や鎧のデザインには、中二病(厨二病)全開という印象を受けます。
 第1話だけかも知れませんけれども、作画や動きも悪くないと思いました。

「精霊幻想記2」第1話
 「精霊幻想記」(2021年のアニメ)の第2期です。
 第1話の前半は、第1期の最後の場面を主人公(リオ)の視点で描きなおしたようで、丁寧であると思いました。
 視聴後に確認したところ、監督が総監督になったこと以外は、概ね同一のスタッフとのこと。

「妖怪学校の先生はじめました!」第1話 ×
 マクロスとアクエリオン以外には、ろくなものを制作していないサテライトが堕ちるところまで堕ちたという印象でした。
 第2話以降は、視聴しません。

「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中」第1話
 いわゆる悪役令嬢もので、異世界人から異世界人へのループものでもあるようです。
 自国の貴族を見限った挙句、隣国の暴君に嫁ぐという展開は、「ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する」(2024年のアニメ)と共通しています。
 視聴後に確認したところ、原作者は、「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」(2022年のアニメ)というどうしようもなく酷いアニメと同一とのことなのですけれども、「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中」の方がまともに思えます。制作と監督は、「薔薇王の葬列」(2022年のアニメ)という今一つなアニメと同一とのことで、映像の作風に類似性を散見します。

「星降る王国のニナ」第1話
 架空の東洋の王宮を舞台に、王女の身代わりとなった少女を描く作品のようです。
 オープニング主題歌(「nina」)の歌唱が素晴らしいと思ったら、坂本真綾とのこと。エンディング主題歌(「星の伝言」)もよいと思います。
 物語自体はよいと思うのですけれども、キャラクタデザインと作画が今一つであると思いました。

「さようなら竜生、こんにちは人生」第1話
 異世界の古神竜から異世界人への転生モノのようです。
 転生モノでよくある転生後の幼少期の描写がなかったことが意外でした。
 主人公(ドラン)がすべてを達観したような口調であることがよいと思いました。
 セリナ(声:関根瞳)は、いきなり邪神ちゃん登場かと思ったら、ラミアとのこと。このまま主人公と同行かと思いきや、別行動のようです。

「魔王2099」第1話
 第1話は、物語の主題を隠しているのではないかと邪推します。
 視聴後に確認したところ、制作は、J.C.STAFF、監督は、「亜人ちゃんは語りたい」(2017年のアニメ)と同一とのこと。

「シャングリラ・フロンティア 2nd season」第26話
 「シャングリラ・フロンティア」(2023年~2024年のアニメ)の第2期です。
 オープニング主題歌(LiSA の「QUEEN」)がよいと思います。
 物語としては、第1期の直後からの再開といった印象でした。
 相変わらず、Cパートが蛇足で、ない方がよいと思いました。
 視聴後に確認したところ、スタッフは、第1期とほとんど同一(C2C 制作)とのこと。

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 前述以外で、視聴を継続しているアニメ:
  「わんだふるぷりきゅあ!」(2024年2月開始のアニメ)
  「戦国妖狐 千魔混沌編」(2024年7月第二部開始のアニメ)
  「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」(2024年10月地上波放送開始のアニメ)
  「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」(2024年10月第2期開始のアニメ)
  「ケンガンアシュラ Season2」(2024年10月第2期地上波放送開始のアニメ)
  「ブルーロック VS. U-20 JAPAN」(2024年10月第2期開始のアニメ)
  「青の祓魔師 雪ノ果篇」(2024年10月第4期開始のアニメ)
  「らんま1/2」(2024年10月開始のアニメ)
  「七つの大罪 黙示録の四騎士」(2024年10月第2期開始のアニメ)
  「MFゴースト 2nd Season」(2024年10月第2期開始のアニメ)

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