2024年10月開始のアニメについて(その1)

「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」第13話 ○
 「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」(2024年のアニメ)の第2期です。
 スタッフは、第1期とほとんど同一とのこと。
 相変わらず、キャラクタデザインが悪く、作画も今ひとつなのですけれども、物語の熱さも相変わらずで、よいと思います。
 第1期の感想で、「クラン・サレマキアは、ステータスが見えるスキルという訳ではないのでしょうけれども、主人公(アルス・ローベント)と同じように人を見る目を持っているように思えました。」と記述していたのですけれども、第13話でも、そのような器量に描かれていたことが印象的でした。
 また、クランとミレーユ・グランジオンに面識があったという件は、今後の伏線でしょうか。
 リシア・プレイド役の花澤香菜の上手いだけでなく、ひときわ熱い演技も健在で、視聴しながらにやけてしまいました。

「嘆きの亡霊は引退したい」第1話 ×
 RPG のような世界を舞台とした作品のようでした。
 物語が幼稚で視聴に堪えませんでした。
 第2話以降は、視聴しません。

「甘神さんちの縁結び」第1話 ×
 現代の神社を舞台としたラブコメのようでした。
 以前から原作が宣伝されているため、題名程度は知っていました。
 おっとりとした長女の甘神夜重役が上坂すみれ、気の強い次女の甘神夕奈役が本渡楓というキャスティングは、珍しいと思います。
 作画が酷く、視聴を苦痛に感じました。
 作画で手を抜いているラブコメに視聴価値など皆無です。
 第2話以降は、視聴しません。

「歴史に残る悪女になるぞ」第1話
 悪役令嬢モノです。
 ヒロイン(ウィリアムズ・アリシア)が転生以前から乙女ゲームのような異世界の悪役令嬢になることを望んでいたことが目新しいと思います。物語自体は、そこそこ面白いと思いました。
 制作と監督は、「神達に拾われた男」(2020年、2023年のアニメ)、「リアデイルの大地にて」(2022年のアニメ)、「レベル1だけどユニークスキルで最強です」(2023年のアニメ)というどうしようもなく酷いアニメと同一とのことで、「歴史に残る悪女になるぞ」も、第1話から構図が稚拙な上に、動かないという酷い有様です。

「アクロトリップ」第1話
 「魔法少女にあこがれて」(2024年のアニメ)からエロを取り除いたような作風です。
 登場人物全員の目の描き方が変であるためにキャラクタデザインにまったく魅力が感じられない点が致命的に駄目です。
 音楽が劇伴になっていない点も駄目です。

「Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season」第51話
 「Re:ゼロから始める異世界生活」(2016年、2020年、2021年のアニメ)の第3期です。
 この作品は、最後まで見届ける所存です。
 制作会社は、第1期~第2期と同一ですけれども、スタッフには、相違があるとのことで、第51話(90分枠)を視聴した限りでは、第1期~第2期よりも作画が安定したように思えました。
 物語の方は、第2期から一転、第1期から描かれている王選に回帰したように思えました。また、第1期の要点が手厚く回想され、わかりやすいと思いました。
 第2期での経緯から、ベアトリスとガーフィールが完全に主人公(ナツキ・スバル)の味方となっていることはともかく、第2期までは、散々すれ違ってきたエミリア(声:高橋李依)との関係が以前よりも良好に描かれていることが少々意外でした。
 ラインハルト(声:中村悠一)の再登場を懐かしく思ったのですけれども、ヴィルヘルムの孫であったとか、ヴィルヘルムの息子(ラインハルトの父親)がプリシラ(声:田村ゆかり)に加担していることが明らかとなった件は、今後の展開に影響しそうに思いました。
 ロズワールを演じる子安武人の口調を懐かしく思いました。また、エミリア役の高橋李依の演技には、第2期までとは違い、他の役との区別が感じられ、上達しているように思えました。

「きのこいぬ」第1話
 怪奇な作風を想像していたのですけれども、意外にも、ほのぼのとした作風でした。
 ニンゲンのキャラクタデザインに魅力が感じられないことがよくないと思いました。
 視聴後に確認したところ、制作と監督は、「ゆるキャン△」の第1期(2018年)、第2期(2021年)と同一とのこと。
 第2話以降は、視聴しません。

「ネガポジアングラー」第1話 ×
 釣りの場面の音楽だけはよいと思いました。
 視聴後に確認したところ、制作と監督は、名作である「幼女戦記」(2017年のアニメ)とのこと。
 第2話以降は、視聴しません。

「結婚するって、本当ですか」第1話
 私は、2006年頃、朝の混雑時に井の頭線渋谷駅のエスカレーターで、HIS の広告物を配布している男に執拗に立ち塞がれ、通勤を妨害されたことがあります。当時は、本気で告訴(東京都迷惑防止条例違反)を考えました。今でも赦していません。今でも恨みに思っています。
 故に、登場人物が旅行代理店の社員というだけで、憎悪を感じます。
 本城寺莉香を演じる早見沙織の声を堪能できることがこの作品の唯一の価値であると思います。
 視聴後に確認したところ、監督は、「トニカクカワイイ」(2020年、2023年のアニメ)と同一とのことで、制作の葦プロダクションが結婚生活を主題とした作品の監督を他所から連れてきたのではないかと邪推します。

「アオのハコ」第1話 ○
 体育会系の高校生たちを描く作品のようです。
 第1話を視聴した限りでは、映像の完成度の高さと物語の爽やかな作風が素晴らしいと思います。
 蝶野雛(声:鬼頭明里)の膝カックンが面白いと思いました。
 最後の場面は、「知り合いの家に」という時点で、予想できてしまいました。
 ヒロインである鹿野千夏役の上田麗奈の演技が従来とは異なるように聴こえ、上手いと思いました。
 視聴後に確認したところ、制作と監督は、「七つの大罪 黙示録の四騎士」(2023年、2024年のアニメ)という今一つなアニメと同一とのことで、不安要素であると思います。

「ひとりぼっちの異世界攻略」第1話
 よくある異世界召喚モノです。

「メカウデ」第1話 ×
 近未来の日本を舞台とした SF 作品のようでした。
 映像的な完成度の低さが視聴に堪えないと思いました。
 主題歌と音楽(澤野弘之)だけはよいと思いました。
 第2話以降は、視聴しません。

「トリリオンゲーム」第1話~第2話 ×
 現代(~近未来)の日本を舞台に、起業家の青年たちを描く作品のようでした。
 主要登場人物が見ただけで不快になるようなキャラクタデザインである上に、第1話の描写が粗だらけで、視聴に堪えないと思いました。
 視聴後に確認したところ、原作者は、意外にも、「Dr.STONE」(2019年、2021年、2022年、2023年のアニメ)と同一とのことで、「Dr.STONE」と同一の原作者の作品にしては、駄目であると思いました。
 制作と監督は、「AIの遺電子」(2023年のアニメ)という偏った思想の布教活動のような気持ちの悪いアニメと同一とのこと。
 第3話以降は、視聴しません。

「株式会社マジルミエ」第1話 ××
 オープニング主題歌とエンディング主題歌の歌唱が不快で、オープニング主題歌の歌唱を担当している奴が大嫌いなので、2度と視聴しません。
 オープニング主題歌とエンディング主題歌の歌唱が不快で、オープニング主題歌の歌唱を担当している奴が心底大嫌いなので、2度と視聴しません。
 2度と視聴しません。

「チ。 ―地球の運動について―」第1話~第2話
 中世末期の欧州を舞台に、地動説の研究者を描く作品のようです。
 主人公(ラファウ)役の演技が妙に上手く、一体、誰の声かと思えば、坂本真綾とのことで、流石であると思いました。第1話でのフベルトを演じる速水奨とのやりとりは、見事であったと思いました。
 異端審問官で元傭兵のノヴァク(声:津田健次郎)だけは、NHK で放送されたという共通点を持つ「ヴィンランド・サガ」(2019年、2023年のアニメ)の登場人物のようであると思います。
 視聴後に確認したところ、制作と監督は、「寄生獣 セイの格率」(2014年のアニメ)と同一とのこと。

「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ」第1話
 秀逸な作品である「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」(2018年のアニメ)待望の第2期のはずなのですけれども…
 第1話を視聴した限りでは、第1期よりも作画が衰えてしまっているように見えました。
 視聴後に確認したところ、制作が A-1 Pictures に変更されてしまっているとのことで、がっかりです。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇」第1話
 「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」(2015年、2019年、2020年、2022年、2023年のアニメ)の第5期です。
 第1話は、第4期で描かれた遠征からの帰還から間もない時期の描写でした。
 シル・フローヴァ(声:石上静香)は、第1期から頻繁に登場している割には、謎めいた存在に描かれていたように思います。
 このため、シルは、フレイヤ(声:日笠陽子)の仮の姿なのではないかと推測していたのですけれども、第1話で、あっさりと、別人であることが明らかとなってしまい、意外に思いました。
 視聴後に確認したところ、スタッフは、第2期以降とほとんど同一とのこと。

「魔法使いになれなかった女の子の話」第1話
 魔法学校に通う少女たちを描く作品のようです。
 第1話を視聴した限りでは、近年の通常のアニメとは異なる映像を目指しているように見え、「リトルウィッチアカデミア」(2017年のアニメ)に似た作風に思えます。
 制作は、J.C.STAFF とのこと。

「君は冥土様。」第1話
 以前から原作が宣伝されているため、題名程度は知っていました。
 この作品の場合、オープニングやエンディングに実写を混ぜる意図がさっぱりわかりません(嫌いです)。
 第1話を視聴した限りでは、通常のアニメとは異なる線で描かれているようで、第1話の作画を最後まで維持できるか不安に思えます。一方、背景美術は、通常の描写で、綺麗であると思います。
 ヒロインであるメイドさん(「メイドさん」という役名)役が上田麗奈で、前述の「アオのハコ」の鹿野千夏役とは異なる上田麗奈の声を堪能できます。
 視聴後に確認したところ、監督は、秀逸な作品である「サマータイムレンダ」(2022年のアニメ)と同一とのこと。

「パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき」第1話
 よくある RPG のような世界を舞台とした作品のようです。
 このクソみたいな題名を見ただけで視聴する気が失せるのですけれども、第1話を視聴した限りでは、意外にも、アニメの完成度がそれほど低くなく、悩ましく思いました。
 しかしながら、背景美術は、雑であると思います。
 視聴後に確認したところ、制作は、「異世界召喚は二度目です」という今一つなアニメと同一とのことで、そういわれてみれば、作風に類似性があるようにも思えます。

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 前述以外で、視聴を継続しているアニメ:
  「わんだふるぷりきゅあ!」(2024年2月開始のアニメ)
  「【推しの子】」(2024年7月第2期開始のアニメ)(最終回) ○
  「戦国妖狐 千魔混沌編」(2024年7月第二部開始のアニメ)
  「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」(2024年10月地上波放送開始のアニメ)
  「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」(2024年10月第2期開始のアニメ)
  「ブルーロック VS. U-20 JAPAN」(2024年10月第2期開始のアニメ) ○
  「青の祓魔師 雪ノ果篇」(2024年10月第4期開始のアニメ)
  「七つの大罪 黙示録の四騎士」(2024年10月第2期開始のアニメ)

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