視聴したアニメの感想を記述しています。すべてを網羅している訳ではありませんけれども、いろいろです。
「新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。」第9話
RPG のような世界を舞台とした作品のようです。
オープニング主題歌の串田アキラは、もしかしたら、意図的に老けた声で歌唱しているのでしょうか。往年の勢いが感じられず、非常に残念に思います。
第1話の感想で、悪い意味で、「聖者無双~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~」(2023年のアニメ)というどうしようもないアニメに似ているように思うと記述したのですけれども、映像的な完成度が高くなく、特に主人公(リック・グラディアートル)のコスチュームデザインが致命的にダサいです。女性の登場人物のキャラクタデザインは、特徴的であると思います。
物語としては、単なる俺TUEEE の域を出でおらず、全体的にギャグ風味なのですけれども、第5話まではまったく笑えませんでした。第6話で作風がやや変更され、やっと面白くなってきたように思います。
第8話は、アンジェリカ・ディルムットが主役を奪うかのような勢いで、第9話は、このまま、アンジェリカがギース・リザレクトを倒してしまい、主人公と対戦するとかいう展開かと思ったのですけれども、流石にそうはなりませんでした。
第9話後半の主人公による仮想再戦という発想には無理があるように思ったのですけれども、「アンジェリカとの試合が来年じゃなくてよかったな」という決め台詞は、見事であったと思いました。
「僕の妻は感情がない」第10話
近未来の日本を舞台とした作品のようです。
残念なことに、制作と監督が「ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん」(2023年のアニメ)というどうしようもないアニメと同一とのことで、不安要素です。
キャラクタデザインが今一つで、映像的には、とっつきにくさを感じます。ミーナは、口の動きがない分、目の描写に注力されているように思えます。
第1話を視聴した時点では、とっつきにくい作品であるという印象しかなかったのですけれども、なかなか面白い作品であると思います。
第10話Aパートでのミーナの思考の馬鹿さ加減は、現代の AI の馬鹿さ加減に通じるものがあるように思え、写実的であると思いました。
主人公(小杉タクマ)は、ただの会社員であるという設定なのですけれども、第10話Bパートのあの言語を理解してしまうとは、特殊な才能の持ち主であると思いました。私は、主人公がミーナはともかく、気持ちの悪いキャラクタであるマモルまで受け入れてしまうのは異常ではないかと思っていたのですけれども、あのような特殊な才能の持ち主だからことこそ、常人には異常としか思えないようなことが可能であるのに違いないと思いました。
「魔王軍最強の魔術師は人間だった」第10話
魔族が優勢な RPG のような世界を舞台とした作品のようです。
残念なことに、制作と監督が「農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。」(2022年のアニメ)というつまらないアニメと同一とのことで、不安要素です。
オープニング主題歌(「Ctrl C」)が洒落ていると思います。
主人公であるアイク役が福山潤、魔王であるダイロクテン役が石見舞菜香、主人公の直属上司であるセフィーロ役が伊藤静、主人公のメイドであるサティ役が立花日菜、下品なサキュバスのリリス役が意外にも和氣あず未であるなど、キャスティングが魅力的であると思います。
第9話は、通商連合代表の娘であるユリアに間違えられたサティが海賊に捕られたところで終了していました。第10話早々、ユリアでないことが露見したため、サティがどのような酷い仕打ちを受けるのかと楽しみに思ったのですけれども、残念なことに、さほどでもありませんでした。もともと奴隷だったサティならば、おとなしく従いながら主人公の救出を待つことも苦にならないのではないかと思ってしました。
第10話後半、セフィーロの軍勢がニンゲンの一般兵ごときに苦戦するとは、無理があるように思いました。
「【推しの子】」
名作である「【推しの子】」(2023年のアニメ)の第2期です。
スタッフは、第1期と同一とのこと。
この作品を視聴している間は、時間の経過が速く感じられ、あっという間に終わってしますように思えます。
この作品は、最後まで見届ける所存です。
「【推しの子】」といえば、第1期のオープニング主題歌(YOASOBI の「アイドル」)があまりに素晴らしかったため、第2期は、腐ったオープニング主題歌で作品が汚されてしまったとしか言いようない有様です。
第2期の腐ったオープニング主題歌の CM が視野に入る度に不快になります。第2期の腐ったオープニング主題歌の歌唱を担当している奴等の非常識なピアスは一体何のつもりなのでしょうか。あの非常識なピアスは視聴者に対する嫌がらせが目的でしょうか。それとも、あの非常識なピアスで視聴者を威圧しているつもりでしょうか。そもそも、あの非常識なピアスが歌唱に必要であるとでもいうつもりでしょうか。歌唱を行うのに、視聴者を威圧する必要があるとでもいうつもりでしょうか。そのようなことだから、まともな歌唱ができないのです。
第13話の「創作者としてのセンスが…」という鮫島アビ子の台詞をこの作品自体の第2期の腐ったオープニング主題歌の関係者に浴びせてやりたいです。
今回は、特番でした。私は、声優が顔出しするような特番が心底大嫌いですので、視聴しません。
「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」第10話 ○
ラブコメです。
制作は、動画工房、監督は、「先輩がうざい後輩の話」(2021年のアニメ)や「可愛いだけじゃない式守さん」(2022年のアニメ)と同一とのことで、映像的には、よいときの動画工房の制作らしい綺麗な作風であると思います。
ヒロイン(アリサ・ミハイロヴナ・九条)も、主題歌も上坂すみれ の担当で、演技も歌唱も、他の作品とは気合いの入り方が違うように思います。
エンディング主題歌は、毎回異なるようですけれども、他のアニメのキャラクタソングや主題歌を使用してしまう選曲は駄目です。また、小田和正の曲を歌わせてしまうなど、上坂すみれ の歌唱の技量に合わない選曲は、上坂すみれ に汚点をつけるだけでなく、過去の名曲を汚すという観点でも大罪です。
第10話でのアーリャの外出時のみるからに夏服な私服が魅力的であると思いました…
というのはさておき、第10話で描かれた主人公(久世政近)の誕生日(4月)からすでに3箇月が経過しているという件から、劇中では夏であることが明らかとなりました。だとしたら、制服が長袖であることと矛盾するように思ったのですけれども、夏服が長袖であることが問題視されているという展開とのことで、意外に思いました。
一方、主人公の家系が特殊であることは以前から描かれ、主人公や周防有希の母親である周防優美(声:伊藤静)は以前から登場していたのですけれども、アーリャやアーリャの姉であるマーシャ(マリヤ・ミハイロヴナ・九条)の母親である九条暁海役が井上喜久子であることが印象でした。
「俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~」第10話
RPG のような世界を舞台とした作品のようです。
オープニング主題歌(「AMBITION」)が如何にもアニソンという雰囲気でよいと思います。
映像的には、完成度の低さが目につきます。
第9話の感想で、「クレイス王とレインや六聖が第9話でまったく描かれていないことが不自然に思えました。」とか、「敵軍が大群とはいえ、一般兵ならば、主人公(ノール)でなくても、イネスや六聖でも撃退できるのではないか」などと記述したのですけれども、第10話では、まさに全員が登場した上に、それぞれが活躍するという展開で、さもありなんと思いました。
また、第8話で、敵軍に撃墜された「厄災の魔竜」の後始末をどうするのか気になっていたのですけれども、第10話では、こちらも、さもありなんという展開でした。
「NieR:Automata Ver1.1a」第21話
「NieR:Automata Ver1.1a」の第2クールです。
スタッフは、第1クールと同一とのこと。
「NieR:Automata Ver1.1a」の主題歌といえば、第1クールの Aimer の「escalate」と amazarashi の「アンチノミー」が素晴らしかったのですけれども、第2クールも、LiSA の「ブラックボックス」と GEMS COMPANY の「灰ト祈リ」がよいと思います。また、エンディングの映像もよいと思います。
第21話は、死に過ぎであると思いました。
この作品の世界で、アンドロイドを狂わせるウイルスは、機械生命体から勝手に湧くものなのでしょうか。
「グレンダイザーU」第10話
過去、永井豪原作アニメのリメイク作品や続編アニメは、視聴に堪えないものばかりで、まさに死屍累々たる有様だったのですけれども、この作品は、そこそこまともであると思います。
「UFOロボ グレンダイザー」(1975年~1977年のアニメ)とは違い、マジンガーZ とドクターヘルの機械獣との戦闘がまだ継続しているとか、祖父である兜十蔵による光子力の研究成果のおかげで資産家となった兜甲児が趣味で秘密裏に正義の味方をやっているとか、テロンナとルビーナが双子の姉妹であるとか、ダブルスペイザー、マリンスペイザー、ドリルスペイザーが古代遺物で、牧葉ヒカルが巫女のような存在であるなど、なかなか強烈な設定であると思います。
また、「UFOロボ グレンダイザー」ではなく、「宇宙円盤大戦争」(1975年の映画)の設定が引き継がれている点は、懐かしく思えます。
デューク・フリード役の声優は、もっと武器の名前が明確に聴こえるように演じてほしいと思います。
第10話で登場したマジンガーX が強すぎると思いました。
また、第10話では、牧葉ヒカルの人間離れぶりがあまりに極端であると思いました。
「ダンジョンの中のひと」第9話
RPG のような世界を舞台に、ダンジョンの管理人を描く作品のようです。
RPG のような世界観を逆手に取ったような設定が面白いと思います。
しかしながら、残念なことに、制作と監督が「異世界美少女受肉おじさんと」(2022年のアニメ)というどうしようもなくつまらないアニメと同一とのこと。
映像的には、シンプルなキャラクタデザインが奏功しているのか、彩色と作画が綺麗で、戦闘場面などの動きもよいと思います。
ダンジョンを国家が自国の資源のように管理しているというのは、近年の異世界モノでは、もはや珍しくないことなのですけれども、第9話での前述の立場が逆転しているという描写は、面白いと思いました。
第3話、第5話~第7話の感想でも似たようなことを記述したのですけれども、第9話での国王のパーティとの戦闘の描写からも、本当は、戦闘主体の作品にしたかったのではないかと思えます。
「天穂のサクナヒメ」第10話 ○
題名からわかるように、日本神話に似た世界観の作品のようです。同名のゲームが原作とのこと。
日本神話に似た世界観とはいっても、神名や神格は、本物の日本神話とは似て非なるもので、年代も神代ではなく、神々の君臨が継続している中世頃という設定のようです。
制作は、P.A.WORKS とのことで、完成度の高い映像で世界観を描き出す作風には、P.A.WORKS が久しぶりに本気を出したという印象を受けます。
エンディング主題歌(「ORIGAMI」)がよいと思います。
第3話の時点では、サクナヒメが鬼島(ヒノエ島)から逃げ帰ろうとする描写の意味がわからなかったのですけれども、第10話の時点では、見事な伏線であったように思えました。また、この場面で、タマ爺がサクナヒメに都への帰還を提案したのは、サクナヒメがタマ爺に反抗することを見越した策略かと思ったのですけれども、さにあらずでした。
灰を被った水田の回復には、ココロワヒメ(声:衣川里佳)が何か画期的な知恵でも出すのかと思いきや、「うつろいの玉」なるマジックアイテムに頼る(しかも、そのために、追放されたはずの都にもどる)という有様で、よくないと思いました。
田右衛門と石丸との間には、第10話で田右衛門が語った以上の因縁がありそうに思えました。
第10話終盤、口がきけなくなっていたはずの かいまる が言葉を発したのですけれども、第7話の時点で、4年も経過していますので、そのようなこともあろうと思ってしまいました。
また、第10話終盤で描かれたあれは、鬼化した生物でもどうにかすれば浄化できるということでしょうか。
「逃げ上手の若君」
北条時行を描く作品のようで、作風としては、「義経」(2005年の大河ドラマ)に類似しているように思えます。
制作は、CloverWorks とのことで、作画も動きもよいと思います。
主題歌はまるで駄目です。オープニングとエンディングの映像もふざけすぎています。
今回は、総集編でした。
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「菜なれ花なれ」第9話 ×
チアリーディングを主題としたオリジナルアニメのようです。
制作は、P.A.WORKS とのこと。監督は、秀逸な作品である「BanG Dream! 2nd Season」(2019年のアニメ)、「BanG Dream! 3rd Season」(2020年のアニメ)、「BanG Dream! It's MyGO!!!!!」(2023年のアニメ)と同一とのことで、P.A.WORKS が 3DCG が得意なサンジゲンから監督を借りてきたといったところでしょうか。
P.A.WORKS 制作らしく、キャラクタデザインと作画がよく、動きも素晴らしいと思います。
しかしながら、「スタンド攻撃」が始まったのかと思うようなジョジョの奇妙な色彩(要するに目が腐るような狂った色彩)の所為で、P.A.WORKS が得意とする作画も背景美術も台無しで、P.A.WORKS 制作にしては珍しく、映像で失敗してしまっています。
正常な色彩でまともに制作した方が高い評価を得られたように思います。
エンディング主題歌(「with」)の曲がよいと思います。
物語の作風としては、当初は、P.A.WORKS 制作の「TARI TARI」(2012年のアニメ)のような作風かと思ったのですのですけれども、徐々に、P.A.WORKS の「お仕事シリーズ」である「サクラクエスト」(2017年のアニメ)に似てきたように思えます。
第8話の感想で、「動画のコメントの件は、海音寺恵深(声:伊藤美来)の仕業ではないかと邪推するのですけれども、動機が判然としない」と記述したのですけれども、第9話で、流石に、本人の仕業ではないことが明らかとなりました。
しかしながら、やりかねない心情だったことについては、思ったよりも共感できる描写であったように思いました。
その後の展開については、若さですね…
率直なところ、初めから、第8話~第9話のような作風で一貫していれば、もっと楽しめる作品になったように思いました。
「魔導具師ダリヤはうつむかない」第9話
異世界転生モノですけれども、アトリエシリーズのような作風に思えます。
この作品における異世界は、RPG でよくある中世欧州のような異世界というよりは、動力に魔石を利用する文明が発達した近世といった印象を受けます。
背景美術などは、それなりである思うのですけれども、人物の描写については、キャラクタデザインに作画が追いついていないという印象で、今一つです。
物語自体がそこそこ面白いだけに、作画の悪さが非常に残念に思えます。
第9話Aパート前半は、過去の出来事のために、グイード・スカルファロットが弟であるヴォルフレード・スカルファロットに負い目を感じていたことやグイードが第一夫人の嫡子である一方、ヴォルフレードは、側室で騎士であったヴァネッサ・スカルファロットの子であることや、彼らの父であるスカルファロット伯爵は、ヴォルフレードの母であるヴァネッサを愛していたものの、ヴォルフレードとは疎遠になってしまっているなど、とってつけたようなスカルファロット家の事情が明らかとなったことが印象的でした。
いずれにしても、グイードがヴォルフレードに協力的であることはよいと思いました。
第9話Aパート後半で登場したフェルモ・ガンドルフィは、ヒロイン(ダリヤ・ロセッティ)の新たな人脈といったところでしょうか。
第9話Bパートは、ヒロインとヴォルフレードのバカップルぶりが描かれるだけかと思いきや、腕輪は、重要なアイテムなのでしょうか。
「恋は双子で割り切れない」第9話 ×
ラブコメです。
制作の ROLL2 は、この作品以外には、元請がないようです。残念なことに、監督は、「異世界召喚は二度目です」(2023年のアニメ)という今一つなアニメと同一とのことで、不安要素です。
映像的には、綺麗ではあると思うのですけれども、作画という観点では、怪しげです。
第5話までの主人公(白崎純)と神宮寺姉妹との「割り切れない」やりとりだけでも気持ち悪かったのですけれども、第6話での雨宮慈衣菜の登場には、呆れてしまいました。
また、雨宮慈衣菜が神宮寺那織(声:内田真礼)と区別のつきにくいキャラクタデザインある点もよくないと思います。
第6話の感想で、「坂口瑞真(声:花江夏樹)が主人公や森脇豊茂とさも親しげでしたので、どこかで見逃していたのかと思い、確認してしまったのですけれども、過去に登場場面はありませんでした。」と記述していたのですけれども、第9話での坂口瑞真のよる神宮寺琉実への告白も唐突という印象でした。
また、第9話全般での神宮寺琉実の「割り切れない」有様が嫌すぎると思いました。
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「戦国妖狐 千魔混沌編」第8話
「戦国妖狐」(2024年のアニメ)の第二部です。
スタッフは、第一部と同一とのこと。
第8話Bパート終盤で、千の闇(かたわら)が千夜を励ます言葉と、それを素直に受け入れる千夜の有様がよいと思いました。
第8話での泰山との合流よりも、第8話Cパートで明らかとなった黒月斎の残滓の登場の方が今後の展開に影響しそうに思いました。
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前述以外で、視聴を継続しているアニメ:
「わんだふるぷりきゅあ!」(2024年2月開始のアニメ)
「狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF」(2024年4月開始のアニメ)
「転生したらスライムだった件 第3期」(2024年4月第3期開始のアニメ)
「SHY」(2024年7月第2期開始のアニメ) ×
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