視聴したアニメの感想を記述しています。すべてを網羅している訳ではありませんけれども、いろいろです。
「新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。」第8話
RPG のような世界を舞台とした作品のようです。
オープニング主題歌の串田アキラは、もしかしたら、意図的に老けた声で歌唱しているのでしょうか。往年の勢いが感じられず、非常に残念に思います。
第1話の感想で、悪い意味で、「聖者無双~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~」(2023年のアニメ)というどうしようもないアニメに似ているように思うと記述したのですけれども、映像的な完成度が高くなく、特に主人公(リック・グラディアートル)のコスチュームデザインが致命的にダサいです。女性の登場人物のキャラクタデザインは、特徴的であると思います。
物語としては、単なる俺TUEEE の域を出でおらず、全体的にギャグ風味なのですけれども、第5話まではまったく笑えませんでした。第6話で作風がやや変更され、やっと面白くなってきたように思います。
第7話の感想で、「主人公がアンジェリカ・ディルムットを鍛えようかという主旨の台詞は、ギャグかと思ったのですけれども、第6話以降のエンディングにアンジェリカが登場していることから、案外、本当にそのような展開かも知れない」などと記述したのですけれども、第8話では、アンジェリカがオリハルコン・フィストの末席に加わりかねない勢いで、予想を超える展開に思えました。
「僕の妻は感情がない」第9話
近未来の日本を舞台とした作品のようです。
残念なことに、制作と監督が「ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん」(2023年のアニメ)というどうしようもないアニメと同一とのことで、不安要素です。
キャラクタデザインが今一つで、映像的には、とっつきにくさを感じます。ミーナは、口の動きがない分、目の描写に注力されているように思えます。
第1話を視聴した時点では、とっつきにくい作品であるという印象しかなかったのですけれども、なかなか面白い作品であると思います。
第8話で描かれた他の機体の記憶が混じる件については、非現実的であると思ったのですけれども、第1話から続くミーナの謎の行動については、意外に合理的に説明されたように思いました。それでも、本当に試作機だとしたら、社外に出ること自体があり得ないよう思いました。
「魔王軍最強の魔術師は人間だった」第9話
魔族が優勢な RPG のような世界を舞台とした作品のようです。
残念なことに、制作と監督が「農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。」(2022年のアニメ)というつまらないアニメと同一とのことで、不安要素です。
オープニング主題歌(「Ctrl C」)が洒落ていると思います。
主人公であるアイク役が福山潤、魔王であるダイロクテン役が石見舞菜香、主人公の直属上司であるセフィーロ役が伊藤静、主人公のメイドであるサティ役が立花日菜、下品なサキュバスのリリス役が意外にも和氣あず未であるなど、キャスティングが魅力的であると思います。
第8話で、イヴァリアスでの戦闘が集結したため、第9話では、主人公が貿易都市ゼノビアに赴くことになるという新展開でした。主人公が自らの所領であるイヴァリアス離れ、ゼノビアに赴く目的は、魔王軍の食料不足解消のためにニンゲンと通商を行うためという実にわかりやすいものでした。
オープニングで、サティ以外にもヒロインらしき人物が描かれていることが気になっていたのですけれども、第9話で、ようやく、ユリアが登場しました。また、ユリアの母親で通商連合代表であるエルトリアがなかなか面白いと思いました。
主人公がゼノビアへの移動の途上で海賊からユリアを助けてしまうというのも、実にわかりやすい展開であると思いました。しかしながら、この時点で、魔族の姿で活躍した方がエルトリアとの交渉が早かったのではないかと思ってしまいました。
海賊の首領であるカロッサ役に土師孝也が起用されているところを見ると、何か重要な役目でもあるのでしょうか。
作画という観点では、第8話までは、どうにか持ちこたえていたように見えたのですので、第9話は、一気に衰えたように見えました。
「【推しの子】」第20話 ○
名作である「【推しの子】」(2023年のアニメ)の第2期です。
スタッフは、第1期と同一とのこと。
この作品を視聴している間は、時間の経過が速く感じられ、あっという間に終わってしますように思えます。
この作品は、最後まで見届ける所存です。
「【推しの子】」といえば、第1期のオープニング主題歌(YOASOBI の「アイドル」)があまりに素晴らしかったため、第2期は、腐ったオープニング主題歌で作品が汚されてしまったとしか言いようない有様です。
第2期の腐ったオープニング主題歌の CM が視野に入る度に不快になります。第2期の腐ったオープニング主題歌の歌唱を担当している奴等の非常識なピアスは一体何のつもりなのでしょうか。あの非常識なピアスは視聴者に対する嫌がらせが目的でしょうか。それとも、あの非常識なピアスで視聴者を威圧しているつもりでしょうか。そもそも、あの非常識なピアスが歌唱に必要であるとでもいうつもりでしょうか。歌唱を行うのに、視聴者を威圧する必要があるとでもいうつもりでしょうか。そのようなことだから、まともな歌唱ができないのです。
第13話の「創作者としてのセンスが…」という鮫島アビ子の台詞をこの作品自体の第2期の腐ったオープニング主題歌の関係者に浴びせてやりたいです。
第20話は、アクアの妄想とはいえ、新たな台詞を発するアイ(声:高橋李依)が描かれたことが印象的でした。
また、アクアのトラウマの声の正体がアクアの前世ではなく、幼少期のアクア自身であったとは、意外でした。
黒川あかね(声:石見舞菜香)がアクアすら惑わすほどアイをトレースできることは、第1期から描かれていたのですけれども、第20話では、アイと霊的な繋がりでもあるかのようでした。
第20話終盤は、アクアがララライの代表である金田一敏朗から復讐への手がかりとなる情報を引き出す展開かと思いきや、姫川大輝とのまさかの展開で、まさに意想外の展開でした。
「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」第9話
ラブコメです。
制作は、動画工房、監督は、「先輩がうざい後輩の話」(2021年のアニメ)や「可愛いだけじゃない式守さん」(2022年のアニメ)と同一とのことで、映像的には、よいときの動画工房の制作らしい綺麗な作風であると思います。
ヒロイン(アリサ・ミハイロヴナ・九条)も、主題歌も上坂すみれ の担当で、演技も歌唱も、他の作品とは気合いの入り方が違うように思います。
エンディング主題歌は、毎回異なるようですけれども、他のアニメのキャラクタソングや主題歌を使用してしまう選曲は駄目です。また、小田和正の曲を歌わせてしまうなど、上坂すみれ の歌唱の技量に合わない選曲は、上坂すみれ に汚点をつけるだけでなく、過去の名曲を汚すという観点でも大罪です。
第8話の感想で、「討論会での主人公(久世政近)の対応は、主人公自身の説得力によるもので、転入生であるアーリャの支持が低いという根本的な問題を解消できていない」と記述したのですけれども、どうやら、この解釈で合っていたようで、第9話前半は、この件についてのフォローでした。
第8話Aパート後半の教卓の裏から君嶋綾乃と周防有希が登場する場面は、事前に黒髪が描かれていたため、誰かが潜んでいるのだろうとは思ったのですけれども、君嶋綾乃の出現があまりに見事であったため、爆笑してしまいました。
第8話Bパート前半でのアーリャの「やだ」という字幕でも笑ってしまいました。
「俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~」第9話
RPG のような世界を舞台とした作品のようです。
オープニング主題歌(「AMBITION」)が如何にもアニソンという雰囲気でよいと思います。
映像的には、完成度の低さが目につきます。
第8話で、「厄災の魔竜」のブレスを弾き返した時点で、第9話で登場した敵軍の魔導兵器(ブリューナク)など、物の数ではないと思いました。
敵軍が大群とはいえ、一般兵ならば、主人公(ノール)でなくても、イネスや六聖でも撃退できるのではないかと思いました。
そもそも、第8話までは描かれていたクレイス王とレインや六聖が第9話でまったく描かれていないことが不自然に思えました。
「NieR:Automata Ver1.1a」第20話
「NieR:Automata Ver1.1a」の第2クールです。
スタッフは、第1クールと同一とのこと。
「NieR:Automata Ver1.1a」の主題歌といえば、第1クールの Aimer の「escalate」と amazarashi の「アンチノミー」が素晴らしかったのですけれども、第2クールも、LiSA の「ブラックボックス」と GEMS COMPANY の「灰ト祈リ」がよいと思います。また、エンディングの映像もよいと思います。
回想場面以外で、A2 の本格的な戦闘場面が描かれたのは、第20話が初めてではないかと思います。2B(声:石川由依)にくらべると地味に思えました。
「グレンダイザーU」第9話
過去、永井豪原作アニメのリメイク作品や続編アニメは、視聴に堪えないものばかりで、まさに死屍累々たる有様だったのですけれども、この作品は、そこそこまともであると思います。
「UFOロボ グレンダイザー」(1975年~1977年のアニメ)とは違い、マジンガーZ とドクターヘルの機械獣との戦闘がまだ継続しているとか、祖父である兜十蔵による光子力の研究成果のおかげで資産家となった兜甲児が趣味で秘密裏に正義の味方をやっているとか、テロンナとルビーナが双子の姉妹であるとか、ダブルスペイザー、マリンスペイザー、ドリルスペイザーが古代遺物で、牧葉ヒカルが巫女のような存在であるなど、なかなか強烈な設定であると思います。
また、「UFOロボ グレンダイザー」ではなく、「宇宙円盤大戦争」(1975年の映画)の設定が引き継がれている点は、懐かしく思えます。
デューク・フリード役の声優は、もっと武器の名前が明確に聴こえるように演じてほしいと思います。
「マジンガーZ」(1972年~1974年のアニメ)での光子力バリアといえば、後期型である多角形を組み合わせたような形状という印象が強いのですけれども、「グレンダイザーU」第9話で登場した光子力バリアは、半球形で、「マジンガーZ」での初期型に類似しているように思いました。しかしながら、光子力バリアが破壊される音は、よく知られる後期型のあの音でしたので、爆笑してしまいました。
第9話は、第8話でのルビーナとの会合が敵に通じていたとみなされ、デューク・フリードが監禁された状態から始まったのですけれども、デューク・フリードよりも、カサド・ゼオラ・ホワイターを野放しにしておくことの方が危険であると突っ込みたくなってしまいました。
そもそも、光子力研究所の職員は、誰がマリンスペイザーを操縦していると思っているのでしょうか。
「ダンジョンの中のひと」第8話
RPG のような世界を舞台に、ダンジョンの管理人を描く作品のようです。
RPG のような世界観を逆手に取ったような設定が面白いと思います。
しかしながら、残念なことに、制作と監督が「異世界美少女受肉おじさんと」(2022年のアニメ)というどうしようもなくつまらないアニメと同一とのこと。
映像的には、シンプルなキャラクタデザインが奏功しているのか、彩色と作画が綺麗で、戦闘場面などの動きもよいと思います。
第8話で言及された遮蔽物がないのに一定以上先を見通すことができないというのは、ゲームらしいと思いました。
第8話に登場した水の精霊役が大原さやか なのは、なんとなくわかったのですけれども、視聴後に確認したところ、闇の精霊役が福山潤とのことで、意外に思いました。
率直なところ、物語としては、非常につまらないと思いました。
「天穂のサクナヒメ」第9話 ○
題名からわかるように、日本神話に似た世界観の作品のようです。同名のゲームが原作とのこと。
日本神話に似た世界観とはいっても、神名や神格は、本物の日本神話とは似て非なるもので、年代も神代ではなく、神々の君臨が継続している中世頃という設定のようです。
制作は、P.A.WORKS とのことで、完成度の高い映像で世界観を描き出す作風には、P.A.WORKS が久しぶりに本気を出したという印象を受けます。
エンディング主題歌(「ORIGAMI」)がよいと思います。
第9話は、第1話で登場した石丸がまさかの再登場でした。
その後は、悪神の復活とのことで、終盤らしくなってきました。
「逃げ上手の若君」第9話
北条時行を描く作品のようで、作風としては、「義経」(2005年の大河ドラマ)に類似しているように思えます。
制作は、CloverWorks とのことで、作画も動きもよいと思います。
主題歌はまるで駄目です。オープニングとエンディングの映像もふざけすぎています。
第9話で、主人公(北条時行)は、第8話で吹雪から修得した必殺技「鬼心仏刀」を遂に決めてしまうのですけれども、主人公が微笑んでしまう辺りがこの作品らしいと思いました。
一方、決められた瘴奸の方は、味方に転じそうな勢いで、怖いで思いました。
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「菜なれ花なれ」第8話 ×
チアリーディングを主題としたオリジナルアニメのようです。
制作は、P.A.WORKS とのこと。監督は、秀逸な作品である「BanG Dream! 2nd Season」(2019年のアニメ)、「BanG Dream! 3rd Season」(2020年のアニメ)、「BanG Dream! It's MyGO!!!!!」(2023年のアニメ)と同一とのことで、P.A.WORKS が 3DCG が得意なサンジゲンから監督を借りてきたといったところでしょうか。
P.A.WORKS 制作らしく、キャラクタデザインと作画がよく、動きも素晴らしいと思います。
しかしながら、「スタンド攻撃」が始まったのかと思うようなジョジョの奇妙な色彩(要するに目が腐るような狂った色彩)の所為で、P.A.WORKS が得意とする作画も背景美術も台無しで、P.A.WORKS 制作にしては珍しく、映像で失敗してしまっています。
正常な色彩でまともに制作した方が高い評価を得られたように思います。
エンディング主題歌(「with」)の曲がよいと思います。
物語の作風としては、当初は、P.A.WORKS 制作の「TARI TARI」(2012年のアニメ)のような作風かと思ったのですのですけれども、徐々に、P.A.WORKS の「お仕事シリーズ」である「サクラクエスト」(2017年のアニメ)に似てきたように思えます。
死ぬほどつまらなかった第7話にくらべたら、第8話後半で描かれた安易に多数の応援を引き受けたことによる PoMPoMs の疲弊やそのこと対する意見の相違による PoMPoMs の不和の方が現実的で面白いと思いました。
第8話終盤の動画のコメントの件は、海音寺恵深(声:伊藤美来)の仕業ではないかと邪推するのですけれども、動機が判然としないと思いました。
「魔導具師ダリヤはうつむかない」第8話
異世界転生モノですけれども、アトリエシリーズのような作風に思えます。
この作品における異世界は、RPG でよくある中世欧州のような異世界というよりは、動力に魔石を利用する文明が発達した近世といった印象を受けます。
背景美術などは、それなりである思うのですけれども、人物の描写については、キャラクタデザインに作画が追いついていないという印象で、今一つです。
物語自体がそこそこ面白いだけに、作画の悪さが非常に残念に思えます。
第3話~第5話の感想で、「イヴァーノ・バドエル、ガブリエラ・ジェッダ、ドミニク・ケンプフェルといった商業ギルドの関係者がことごとくヒロインの味方であるとは、恵まれている」と記述したのですけれども、第8話では、結果的に、その一角であるイヴァーノ・バドエルをロセッティ商会が引き抜いたことが進展であったと思いました。また、これについては、商業ギルド副ギルド長であるガブリエラ・ジェッダが敵に回らないことが奇跡的に思えました。
第8話後半で入手したユニコーンの角は、今後の伏線でしょうか。
第8話の最後の場面で登場したグイード・スカルファロットは、ヴォルフレード・スカルファロットの兄らしいのですけれども、この場面は、誰の台詞かわかりにくく、よくない演出であると思いました。
「恋は双子で割り切れない」第8話 ×
ラブコメです。
制作の ROLL2 は、この作品以外には、元請がないようです。残念なことに、監督は、「異世界召喚は二度目です」(2023年のアニメ)という今一つなアニメと同一とのことで、不安要素です。
映像的には、綺麗ではあると思うのですけれども、作画という観点では、怪しげです。
第5話までの主人公(白崎純)と神宮寺姉妹との「割り切れない」やりとりだけでも気持ち悪かったのですけれども、第6話での雨宮慈衣菜の登場には、呆れてしまいました。
また、雨宮慈衣菜が神宮寺那織(声:内田真礼)と区別のつきにくいキャラクタデザインある点もよくないと思います。
第8話は、プロローグでの「本に挟まってる陰毛」という台詞が最も印象的でした…
というのはさておき、公園での神宮寺琉実からの主人公への抱擁や接吻は、すでにそのような関係ではないはずなのにヤッてしまっているという状況以外の何ものでもありませんので、実に気持ち悪いと思いました。
一方、神宮寺那織の主人公に対する甘え方も、第4話の時点で明確に否定したという経緯がありますので、気持ち悪いと思いました。
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「戦国妖狐 千魔混沌編」第7話
「戦国妖狐」(2024年のアニメ)の第二部です。
スタッフは、第一部と同一とのこと。
第7話は、8年経過する以前から、千夜に成長の兆しが見えていたことがよかったと思いました。
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前述以外で、視聴を継続しているアニメ:
「わんだふるぷりきゅあ!」(2024年2月開始のアニメ)
「狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF」(2024年4月開始のアニメ)
「転生したらスライムだった件 第3期」(2024年4月第3期開始のアニメ)
「SHY」(2024年7月第2期開始のアニメ) ×
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