視聴したアニメの感想を記述しています。すべてを網羅している訳ではありませんけれども、いろいろです。
「新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。」 ×
RPG のような世界を舞台とした作品のようです。
オープニング主題歌の串田アキラは、もしかしたら、意図的に老けた声で歌唱しているのでしょうか。往年の勢いが感じられず、非常に残念に思います。
第1話の感想で、悪い意味で、「聖者無双~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~」(2023年のアニメ)というどうしようもないアニメに似ているように思うと記述したのですけれども、映像的な完成度が高くなく、特に主人公(リック・グラディアートル)のコスチュームデザインが致命的にダサいです。女性の登場人物のキャラクタデザインは、特徴的であると思います。
物語の方も単なる俺TUEEE の域を出ていないという印象で、全体的にギャグ風味なのですけれども、笑えません。
そもそも、高々三十代程度で老けたつもりでいること自体が浅はかです。
この作品の世界の住人は、主人公を見ると、すぐに、さえないオッサンなどといいますけれども、主人公は、ケンシロウと大差のない体格に描かれていますので、頭がおかしいのではないかと思います。
視聴打ち切り候補です。
パリオリンピックのため、今回の放送はありませんでした。
「僕の妻は感情がない」第6話
近未来の日本を舞台とした作品のようです。
残念なことに、制作と監督が「ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん」(2023年のアニメ)というどうしようもないアニメと同一とのことで、不安要素です。
キャラクタデザインが今一つで、映像的には、とっつきにくさを感じます。ミーナは、口の動きがない分、目の描写に注力されているように思えます。
第1話を視聴した時点では、とっつきにくい作品であるという印象しかなかったのですけれども、なかなか面白い作品であると思います。
第5話の感想で、「『起きると、なんか泣いてる』で、爆笑してしまいました。」などと記述していたのですけれども、第6話は、全体的に泣かせるような作風であると思いました。
特に、ミーナが頭部開放に従わない場面と開放された頭部を見せまいとする場面には、不覚にも、泣けるように思ってしまいました。
それにしても、センジュという名前の読みが某企業の製品と同一で、気まずく思いました。
「魔王軍最強の魔術師は人間だった」第6話
魔族が優勢な RPG のような世界を舞台とした作品のようです。
残念なことに、制作と監督が「農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。」(2022年のアニメ)というつまらないアニメと同一とのことで、不安要素です。
オープニング主題歌(「Ctrl C」)が洒落ていると思います。
主人公であるアイク役が福山潤、魔王であるダイロクテン役が石見舞菜香、主人公の直属上司であるセフィーロ役が伊藤静、主人公のメイドであるサティ役が立花日菜、下品なサキュバスのリリス役が意外にも和氣あず未であるなど、キャスティングが魅力的であると思います。
第6話前半で、主人公がニンゲンの諸王同盟を説明する場面があったのですけれども、ジロンはともかく、サティは、第2話の時点で同じ説明を聞いていますので、この場面は、矛盾しているように思いました。
しかしながら、第2話の時点で集結を開始していた諸王同盟が第6話でついに動き出したという描写は、有言実行のようで、よいと思いました。
前述の場面でのジロンが主人公から罰を受けることを「ご褒美」などと言い出しそうで怖い…
というのはさておき、その後の潜入の場面で、ジロンの強さがさりげなく描かれた点が上手いと思いました。また、久しぶりに下品なサキュバスのリリスの魔族らしい活躍があったこともよいと思いました。
ドワーフが魔族を見下しているようだったことはわからなくもないのですけれども、ニンゲンがドワーフに差別的であるとは、珍しい設定であると思いました。
「【推しの子】」第17話 ○
名作である「【推しの子】」(2023年のアニメ)の第2期です。
スタッフは、第1期と同一とのこと。
この作品を視聴している間は、時間の経過が速く感じられ、あっという間に終わってしますように思えます。
この作品は、最後まで見届ける所存です。
「【推しの子】」といえば、第1期のオープニング主題歌(YOASOBI の「アイドル」)があまりに素晴らしかったため、第2期は、腐ったオープニング主題歌で作品が汚されてしまったとしか言いようない有様です。
第2期の腐ったオープニング主題歌の CM が視野に入る度に不快になります。第2期の腐ったオープニング主題歌の歌唱を担当している奴等の非常識なピアスは一体何のつもりなのでしょうか。あの非常識なピアスは視聴者に対する嫌がらせが目的でしょうか。それとも、あの非常識なピアスで視聴者を威圧しているつもりでしょうか。そもそも、あの非常識なピアスが歌唱に必要であるとでもいうつもりでしょうか。歌唱を行うのに、視聴者を威圧する必要があるとでもいうつもりでしょうか。そのようなことだから、まともな歌唱ができないのです。
第13話の「創作者としてのセンスが…」という鮫島アビ子の台詞をこの作品自体の第2期の腐ったオープニング主題歌の関係者に浴びせてやりたいです。
第17話は、劇中劇の初日の描写が主体かと思いきや、鳴嶋メルトを掘り下げるとは、意外性という観点でも上手いと思いました。
吉祥寺頼子(声:伊藤静)が泣く場面には、共感してしまいました。
「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」第6話 ○
ラブコメです。
この作品は面白いと思います。
制作は、動画工房、監督は、「先輩がうざい後輩の話」(2021年のアニメ)や「可愛いだけじゃない式守さん」(2022年のアニメ)と同一とのことで、映像的には、よいときの動画工房の制作らしい綺麗な作風であると思います。
ヒロイン(アリサ・ミハイロヴナ・九条)も、主題歌も上坂すみれ の担当で、演技も歌唱も、他の作品とは気合いの入り方が違うように思います。
エンディング主題歌は、毎回異なるようですけれども、他のアニメのキャラクタソングや主題歌を使用してしまう選曲は駄目です。
第6話は、周防有希がアーリャに詰め寄る場面で、周防有希が嘘はいっていないことがとてもよいと思いました。
「俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~」第6話 ×
RPG のような世界を舞台とした作品のようです。
オープニング主題歌(「AMBITION」)が如何にもアニソンという雰囲気でよいと思います。
映像的には、完成度の低さが目につきます。
第6話は、実力のある声優である村瀬歩の無駄遣いで、視聴する価値が皆無でした。
実力のある声優である村瀬歩は、仕事を選ぶべきであると思います。
もはや、視聴打ち切り候補です。
「NieR:Automata Ver1.1a」第18話
「NieR:Automata Ver1.1a」の第2クールです。
スタッフは、第1クールと同一とのこと。
「NieR:Automata Ver1.1a」の主題歌といえば、第1クールの Aimer の「escalate」と amazarashi の「アンチノミー」が素晴らしかったのですけれども、第2クールも、LiSA の「ブラックボックス」と GEMS COMPANY の「灰ト祈リ」がよいと思います。また、エンディングの映像もよいと思います。
第16話~第17話の感想で、「第16話の最後の場面で目ざめた A2 は、2B と融合した存在なのでしょうか。」と記述したのですけれども、第18話での描写から、2B の意識が以前のままであることと、第16話終盤以降、ポッド04(声:安元洋貴)が随行している理由が明らかとなりました。
また、第1クールの時点では、「パスカル(声:悠木碧)の村」が哲学的で難解な存在に思えていたのですけれども、第18話でようやく存在意義を得たように思いました。
9S(声:花江夏樹)は、再登場したデボルとポポルに助けられたようですけれども、A2 もリリィ(声:種﨑敦美)との再会を果たしていますので、第18話の時点で、9S と A2 は、至近距離にいることになるように思います。
「グレンダイザーU」第6話
過去、永井豪原作アニメのリメイク作品や続編アニメは、視聴に堪えないものばかりで、まさに死屍累々たる有様だったのですけれども、この作品は、そこそこまともであると思います。
「UFOロボ グレンダイザー」(1975年~1977年のアニメ)とは違い、マジンガーZ とドクターヘルの機械獣との戦闘がまだ継続しているとか、祖父である兜十蔵による光子力の研究成果のおかげで資産家となった兜甲児が趣味で秘密裏に正義の味方をやっているなど、なかなか強烈な設定であると思います。
一方で、「UFOロボ グレンダイザー」ではなく、「宇宙円盤大戦争」(1975年の映画)の設定が引き継がれている点は、懐かしく思えます。
デューク・フリード役の声優は、もっと武器の名前が明確に聴こえるように演じてほしいと思います。
テロンナは、「宇宙円盤大戦争」におけるデューク・フリードの幼馴染みで、敵でありながら、デューク・フリードを慕っていました。「UFOロボ グレンダイザー」に登場したルビーナは、テロンナに似た存在で、明らかにデューク・フリードを愛してしました。
「グレンダイザーU」では、テロンナとルビーナが双子の姉妹であるなど、設定が大きく異なるのですけれども、第6話でのテロンナの侵攻の様子は、「宇宙円盤大戦争」におけるデューク・フリードとテロンナのかったるいやりとりを想起させるという観点で、良くも悪くも懐かしいと思いました。
「ダンジョンの中のひと」第5話
RPG のような世界を舞台に、ダンジョンの管理人を描く作品のようです。
RPG のような世界観を逆手に取ったような設定が面白いと思います。
しかしながら、残念なことに、制作と監督が「異世界美少女受肉おじさんと」(2022年のアニメ)というどうしようもなくつまらないアニメと同一とのこと。
映像的には、シンプルなキャラクタデザインが奏功しているのか、彩色と作画が綺麗で、戦闘場面などの動きもよいと思います。
第5話は、オープニングの最後の方で描かれていたトカゲが10階を担当するドラゴンだったということが意外…
というのはさておき、第3話の感想でも触れたのですけれども、第5話の描写を視聴すると、本当は、戦闘主体の作品にしたかったのではないかと思えてきます。
「天穂のサクナヒメ」第6話 ○
題名からわかるように、日本神話に似た世界観の作品のようです。同名のゲームが原作とのこと。
日本神話に似た世界観とはいっても、神名や神格は、本物の日本神話とは似て非なるもので、年代も神代ではなく、神々の君臨が継続している中世頃という設定のようです。
制作は、P.A.WORKS とのことで、完成度の高い映像で世界観を描き出す作風には、P.A.WORKS が久しぶりに本気を出したという印象を受けます。
エンディング主題歌(「ORIGAMI」)がよいと思います。
第6話は、第3話~第5話辺りとは異質な気合いの入りようで、何があるのかと思えば、ついに「米の力」でした。
第6話の食事の場面以降は、泣けるように思いました。
第2話の感想でも記述したのですけれども、戦闘場面でのサクナヒメの掛け声「どっこいしょー!」が格好良いです。
「逃げ上手の若君」第6話
北条時行を描く作品のようで、作風としては、「義経」(2005年の大河ドラマ)に類似しているように思えます。
制作は、CloverWorks とのことで、作画も動きもよいと思います。
主題歌はまるで駄目です。オープニングとエンディングの映像もふざけすぎています。
第6話前半は、第5話後半以降、聴覚で主人公(北条時行)や風間玄蕃を追い詰める市河助房がよいと思ったのですけれども、所詮は、「おっさん同士の面白合体」でした。
第6話後半は、諏訪頼重(声:中村悠一)が主人公に語った足利尊氏の描写がよいと思ったのですけれども、終盤は、風間玄蕃の謎の光でした。風間玄蕃の声優は、悠木碧ですけれども、「実は女性だった」というのはなさそうに思いました。
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「菜なれ花なれ」第5話 ×
チアリーディングを主題としたオリジナルアニメのようです。
制作は、P.A.WORKS とのこと。監督は、秀逸な作品である「BanG Dream! 2nd Season」(2019年のアニメ)、「BanG Dream! 3rd Season」(2020年のアニメ)、「BanG Dream! It's MyGO!!!!!」(2023年のアニメ)と同一とのことで、P.A.WORKS が 3DCG が得意なサンジゲンから監督を借りてきたといったところでしょうか。
P.A.WORKS 制作らしく、キャラクタデザインと作画がよく、動きも素晴らしいと思います。
しかしながら、「スタンド攻撃」が始まったのかと思うようなジョジョの奇妙な色彩(要するに目が腐るような狂った色彩)の所為で、P.A.WORKS が得意とする作画も背景美術も台無しで、P.A.WORKS 制作にしては珍しく、映像で失敗してしまっています。
正常な色彩でまともに制作した方が高い評価を得られたように思います。
エンディング主題歌(「with」)の曲がよいと思います。
物語の作風としては、当初は、P.A.WORKS 制作の「TARI TARI」(2012年のアニメ)のような作風かと思ったのですのですけれども、徐々に、P.A.WORKS の「お仕事シリーズ」である「サクラクエスト」(2017年のアニメ)に似てきたように思えます。
第4話~第5話で描かれた閉店に追い込まれつつあるレコード店を応援するというエピソードは、重すぎる課題のように感じられ、よくないと思いました。
PoMPoMs のダンスは、効果が薄く、杏那・アヴェイロの幼少期からの人脈とはいえ、海外の有名人に頼ったように見えてしまった点がよくないと思いました。
結局は、杏那自身が制作した動画と、どこからかやってきた「お仕事シリーズ」に登場しそうなキャラクタである佐藤千羽(声:斎藤千和)のおかげで閉店をまぬがれるという結末も、如何なものかと思いました。
「魔導具師ダリヤはうつむかない」第5話
異世界転生モノですけれども、アトリエシリーズのような作風に思えます。
この作品における異世界は、RPG でよくある中世欧州のような異世界というよりは、動力に魔石を利用する文明が発達した近世といった印象を受けます。
背景美術などは、それなりである思うのですけれども、人物の描写については、キャラクタデザインに作画が追いついていないという印象で、今一つです。
物語自体がそこそこ面白いだけに、作画の悪さが非常に残念に思えます。
第5話でのヴォルフレード・スカルファロットは、第4話までの描写とは違い、意外に有名人であることが発覚した上に、女性の扱いが手慣れている様子で、何となく嫌でした。貴族ではあっても、次男であるため、相続から縁遠いという件は、ご都合主義のように思いました。金色の瞳をわずらわしく思っているという件は、今後の伏線でしょうか。
一方、クソ野郎の元婚約者(トビアス・オルランド)は、第5話では、一体、何のために登場したのかといった印象でした。
第3話~第4話の感想で、「イヴァーノ・バドエル、ガブリエラ・ジェッダ、ドミニク・ケンプフェルといった商業ギルドの関係者がことごとくヒロインの味方であるとは、恵まれている」と記述したのですけれども、第5話でも、ヒロイン(ダリヤ・ロセッティ)の父であるカルロ・ロセッティの人望のおかげで、貴族向けの魔導具店「女神の右目」の店主であるオズヴァルド・ゾーラがヒロインの味方となりました。これも今後の伏線のように思います。
「恋は双子で割り切れない」第5話 ×
ラブコメです。
制作の ROLL2 は、この作品以外には、元請がないようです。残念なことに、監督は、「異世界召喚は二度目です」(2023年のアニメ)という今一つなアニメと同一とのことで、不安要素です。
映像的には、綺麗ではあると思うのですけれども、作画という観点では、怪しげです。
この作品は、劇中でも文学作品に言及する場面が多いのですけれども、第5話に至っては、この作品自体が明治時代の文学のように、恋愛を理詰めで説明してしまっていることが私には耐え難いと思いました。
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「戦国妖狐 千魔混沌編」第4話
「戦国妖狐」(2024年のアニメ)の第二部です。
スタッフは、第一部と同一とのこと。
第3話の最後の場面で登場した足利義輝が第4話では、闇(かたわら)に通じていることを明かしたのみならず、千夜をも導くという為政者らしい度量がよいと思いました。
雷堂斬蔵の再登場もよいと思ったのですけれども、第4話での大きな活躍はありませんでした。
また、真介も腑抜けてばかりではないことが明かされ、よいと思いました。
千夜が自身の身に宿した闇(かたわら)と通じ、従えるというのは、他の作品でも見かける展開であると思いました。
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前述以外で、視聴を継続しているアニメ:
「わんだふるぷりきゅあ!」(2024年2月開始のアニメ)
「狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF」(2024年4月開始のアニメ)
「転生したらスライムだった件 第3期」(2024年4月第3期開始のアニメ)
「烏は主を選ばない」(2024年4月開始のアニメ) ×
「SHY」(2024年7月第2期開始のアニメ)
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