2022年10月開始のアニメについて(その9)

 視聴したアニメの感想を記述しています。すべてを網羅している訳ではありませんけれども、いろいろです。

「SPY×FAMILY」第21話 ○
 名作である「SPY×FAMILY」(2022年のアニメ)の第2クールです。第1クールは、2022年4月開始のアニメでは最も秀逸な作品で、エンディング主題歌(「喜劇」)が素晴らしいと思いました。
 第2クールは、オープニング主題歌(BUMP OF CHICKEN の「SOUVENIR」)がよいと思います。オープニングの映像もとても美しく、とてもよいと思います。
 第16話以降、登場人物が既知であることを活かしたエピソードに遷移した印象を受けます。
 第21話は、原作のファンの人にとっては、待望のアニメ化だったようですけれども、確かに、谷間のようだった第16話~第18話や第20話辺りよりは、面白いと思いました。
 なお、フィオナ・フロストが第20話で描かれた病院で登場していることやアーニャがロイドの診療室でルーペを使用する様子が描かれていた点は、抜け目がないと思いました。

「後宮の烏」第9話 ○
 中国の宮廷を舞台とした歴史秘話のような作風かと思いきや、幻術や幽鬼の類が存在する架空の中国を舞台にした物語のようです。
 烏妃であるヒロイン(柳寿雪)が故人にまつわる事件を解き明かす探偵のような役割を行うこととなるという作風は、伝奇譚というよりも、推理小説のように思います。
 BN Pictures の制作による映像の美しさが素晴らしいです。
 エンディング主題歌(「夏の雪」)が本編の作風を反映している点もよいと思います。
 第8話終盤で描かれていたヒロインがうなされる場面の意味が第9話プロローグで明かされました。これについては、このようなことだろうと思いました。
 第9話本編での安蕙蘭(炎帝の妃であった西婉琳の侍女)の変貌ぶりは、Bパートで作画の手違いでもあったのかと思ったのですけれども、流石にそのようなものではなく、今までとは異なる結末であったためでした。
 一方、皇帝である夏高峻は、先代の烏妃である麗娘を知る薛魚泳をヒロインに会わせようとしているようですけれども、そのことで何が起きるのでしょうか。
 第8話の感想で、「プロローグで描かれた反魂の依頼が謎のままでした。」と記述したのですけれども、どうやら、封宵月(声:石田彰)が関与するというわかりやすい展開のようです。しかしながら、封宵月は、何ゆえに烏妃を殺さなければならないのでしょうか。また、殺す必要があるのは、烏妃なのか、柳寿雪なのかが疑問に思えました。

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」第8話
 背景描写などの美しさがよいと思います。
 主題歌(YOASOBI の「祝福」、supercell の「君よ 気高くあれ」)がよいと思います。
 ヒロイン(スレッタ・マーキュリー)役の市ノ瀬加那は、下手ではないのですけれども、どうしても、脇役の声が主役を演じているという印象になってしまうことが難点であると思っていたのですけれども、第5話以降、ようやく主役らしさが出てきているように思います。
 第7話の作画は、精彩を欠いていたように見えたのですけれども、第8話では、回復したように見えました。
 私は、プロスぺラ・マーキュリーと PROLOGUE に登場していたエルノラ・サマヤが別人とは思っていないのですけれども、第2話や第8話のように、これ見よがしに腕を外す有様を見ると、怪しく思えてきます。また、第6話と第8話で、エアリアルのことを娘とか娘たちと呼んでいることについては、多重人格化したエリクト・サマヤがエルガイムの時代のファティマのような状態で保存されているのではないかと邪推します。ヒロインの年齢については、エリクト・サマヤのクローンなどではなく、PROLOGUE の時期に次女を妊娠していたというだけで説明がつくように思います。
 若者たちの起業ごっこは、楽しそうでした。この期に及んで、PROLOGUE のエンディングの映像が意味が明かされたように思います。
 次の攻略対象は、シャディク・ゼネリでしょうか。

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「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」第8話
 よくある RPG のような異世界を舞台としたお気楽な物語のようです。
 完成度の低い「くまクマ熊ベアー」(2020年のアニメ)や「チート薬師のスローライフ~異世界に作ろうドラッグストア~」(2021年のアニメ)や「勇者、辞めます」(2022年のアニメ)といった今ひとつなアニメを制作し続けてしまっている EMTスクエアードの制作とのことで、「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」もアニメとしての完成度は低いです。
 オープニング主題歌がどこかで聴いたような不快な歌唱だと思ったら、「盾の勇者の成り上がり」(2019年、2022年のアニメ)の(耳に入っただけで、ゲロが出そうになる)オープニング主題歌を担当している奴等と同一とのことで、もはや、2度と聴きたくありませんので、早送りです(そもそも、こいつらは、何ゆえに、歌唱に、一々、「ファック」だの「ファッキング」のような声を混ぜるのでしょうか。狂っています)。こいつらに関しては、CM が視野に入るだけで、心底、不快です。視野に入れたくありませんので、CM も早送りです。
 エンディング主題歌(「LOVE&MOON」)とエンディングの映像だけは、よいと思います。
 第8話は、RPG のテンプレートだけで構成されたような物語でした。ミスリル鉱山の盗掘には、勇者が関与しているのではないかと邪推します。

「ゴールデンカムイ(第四期)」
 「ゴールデンカムイ」(2018年、2020年のアニメ)の第4期で、第4期から、監督も制作も一新されたとのこと。
 メインスタッフの逝去のため、第43話以降の放送は、2023年以降とのこと。

「ヒューマンバグ大学 -不死学部不幸学科-」第8話
 キャラクタデザインや映像の完成度は、よくないのですけれども、描かれていることが知識としては、興味深いと思います。
 この作品は、やたらと、クラウドファンディングの CM を流しているようですけれも、乞食の所業という自覚を持つべきです。
 第8話で、また胸糞の悪い話にもどったように思いました。

「転生したら剣でした」第8話 ○
 異世界転生モノです。原作の題名だけは、数年前から知っていましたので、ようやくのアニメ化という印象です。
 ヒロイン(フラン)役の加隈亜衣の声が素晴らしいです。
 制作の C2C の地力が反映されているためでしょうか、ヒロインの戦闘場面には、昂揚感があります。
 戦闘場面の音楽が劇伴らしい作風である点もよいと思います。
 第8話で、ヒロインが青猫族を惨殺する場面は、泣けるように思いました。

「陰の実力者になりたくて!」第8話
 一見したところ、中二病全開の異世界転生モノなのですけれども、特異な作風であると思います。
 制作は、「グランベルム」(2019年のアニメ)や「ダーウィンズゲーム」(2020年のアニメ)を制作した Nexus とのことで、アニメの完成度は高いです。
 女性の声優が豪華で、エンディング主題歌の歌唱が毎回異なることも印象的です。
 第4話でようやく、主人公(シド・カゲノー)が中二病で設定しただけだったはずの悪のディアボロス教団が実在していたとか、主人公が中二病で結成しただけだったはずのシャドウガーデンが本当に悪を狩る陰の組織となるまでに成長していたといったことが明確となったように思います。
 第7話の感想でも記述したのですけれども、第8話プロローグで描かれた主人公のネタや第8話Aパート序盤での主人公の復活は、第7話Aパートでの描写から読めるよう描かれていたように思いました。

「虫かぶり姫」第8話
 西洋の架空の貴族令嬢と王族の恋愛を描く耽美的な物語のようです。
 制作は、マッドハウスとのことですけれども、監督は、耽美的な作品であった「宝石商リチャード氏の謎鑑定」(2020年のアニメ)と同一とのこと。
 ヒロイン(エリアーナ・ベルンシュタイン)役の上田麗奈の主演は、久しぶりであると思います。
 主題歌(井口裕香の「Prologue」、「革表紙」)がよいと思います。
 第7話では怪しげだったアーヴィン・オランザには、ハナから敵意などはないと第8話本編早々に明かされ、隣国マルドゥラの主戦派が送り込んだ刺客がヒロインとアーヴィン・オランザと襲ったものの、アーヴィン・オランザ自身と潜伏していたレイ(アーヴィン・オランザの従者)に反撃されてしまうばかりか、クリストファー・セルカーク・アッシェラルドが仕込んでいた伏兵に鎮圧されてしまい、その結果、領地がマルドゥラに隣接するヘイドン辺境伯との関係も好転してしまうという実にご都合主義な展開でした。
 第5話の感想で、「一歩間違えば戦闘が発生していたはずなのに、登場人物の動きが感じられない描写からは、難しい作画のために制作が力尽きている有様が垣間見える」と記述したのですけれども、第8話では、本当に戦闘が発生してしまい、第5話以上に、力尽きている有様が垣間見える作画でした。

「アキバ冥途戦争」第8話
 1999年の秋葉原の片隅を舞台に、弱小メイド喫茶に勤務することになった少女の物語かと思いきや… 往年(昭和)の東映制作の映画のような世界観です。
 制作と監督が「サクラクエスト」(2017年のアニメ)と同一とのこと。
 P.A.WORKS といえば、珍しく原作つきの作品である「パリピ孔明」(2022年のアニメ)を制作した時点で、どうしたことかと思ったのですけれども、更に末期的な作風で、往生際悪く起死回生を画策するも叶わぬ名門の断末魔のような悲壮さを感じます。
 エンディング主題歌(「冥途の子守唄」)と縦書きの字幕がよいと思います。
 第1話のオタ芸ガンカタは、見事でしけれども、物語としては、第2話で早くも失速という印象を受けます。
 第6話以降、もはや、メイド喫茶とはかけ離れてしまっているように見えます。
 第8話は、死ぬほどつまらなかった第3話~第4話辺りに近い作風にもどってしまったように思いました。
 終盤の万年嵐子とケダモノランドグループ代表である凪との会話から、赤い超新星と呼ばれる愛美は、生存しているのでしょうか。

「メガトン級ムサシ シーズン2」第18話
 名作である「メガトン級ムサシ」(2021年のアニメ)の第2期です。
 第1期は、ダサいオープニング主題歌が欠点でしたけれども、第2期は、アニソンらしいオープニング主題歌(「英雄のうた」)になりました。
 今回は、第18話の再放送でした。第2期だけで2回目の「万策尽きた」とのこと。

「ブルーロック」第8話
 週刊少年マガジン連載の漫画のアニメ化とのこと。
 第7話後半で描かれていたのですけれども、第8話の対戦相手が「黒子のバスケ」(2012年、2013年、2015年のアニメ)の登場人物の物真似のようで、ダサいと思います。
 もはや、視聴打ち切りの候補です。

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「うる星やつら」第7話
 1981年~1986年のアニメのリメイクではなく、原作のアニメ化とのこと。
 制作と監督は、「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」(2018年~2019年のアニメ)と同一とのこと。
 旧アニメといえば、初期の主題歌(「ラムのラブソング」、「宇宙は大ヘンだ!」)が素晴らしかったのですけれども、新アニメは、オープニング主題歌の歌唱が致命的に駄目で、聴いてしまう度に不快で、腹が立ってきます。オープニング主題歌の歌唱が致命的に駄目であることが原因で新アニメを視聴しない人が膨大な数になるのではないかと想像します。エンディング主題歌も、曲がまるで少し前のボカロ曲のカバーのようで、まったく、よくないです。
 原作については、私は、旧アニメの放送開始当時に読んだきりで、精通している訳ではないのですけれども、新アニメ本編での描写には、見覚えが感じられ、懐かしく思います。旧アニメで付け加えられていた屁理屈臭い余計な描写がないところもよいです。
 第7話は、エピソード自体は懐かしいのですけれども、アニメの技法が現代的で綺麗であったと思いました。
 サクラの大食いが懐かしいと思いました。

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「不滅のあなたへ Season2」第5話
 「不滅のあなたへ」(2021年のアニメ)の第2期です。
 第1期は、独創的な設定(世界観)が魅力的である反面、物語の流れが今ひとつでした。また、映像的にスタジオジブリの絵柄を中途半端に真似ているようになってしまっていたことが致命的に駄目でした。
 第2期は、監督と制作が一新されているとのことで、スタジオジブリの絵柄を中途半端に真似るようなことはなくなったように見えます。しかしながら、作画に関しては、第1期よりも粗く、場面によっては、映像的な表現力が低下しているように見えるときもあります。
 第5話で、ボンシェン・ニコリ・ラ・テイスティピーチ=ウラリスは、案外よい奴で、人心をつかむことが上手く、それ故に部下からの人望と部下への指導力にめぐまれていることが明らかとなったように思いました。
 また、第4話の感想で、「ウラリス王位継承権を得るために主人公を利用したいというのが本当に真意なのでしょうか。」と記述したのですけれども、第5話では、表面的には、利用するといいながらも、本心は、それだけではないように思えました。観察者(声:津田健次郎)と会話ができてまった件は、第4話での描写から読めるように描かれていたように思います。
 読めるといえば、トドについては、まったく読めませんでした。カハクの「最低ですね」という台詞には、爆笑してしまいました。

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『「艦これ」いつかあの海で』
 「艦隊これくしょん -艦これ-」(2015年)のアニメの第2期とのことですけれども、一見したところ、別物という印象を受けます。
 主題歌は、第1期(「海色」、「吹雪」)の方がよかったと思います。
 今回は、第1話の再放送でした。まだ、第3話しか放送していないにもかかわらず、「万策尽きた」とのこと。そうでなくとも、画面が暗すぎる上に、物語自体があまりにもつまらないので、致命的です。
 視聴打ち切りの候補です。

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 前述以外で、視聴を継続しているアニメ:
「デリシャスパーティ❤プリキュア」(2022年2月開始のアニメ)
「うたわれるもの 二人の白皇」(2022年7月第3期開始のアニメ)
「僕のヒーローアカデミア 6th」(2022年10月第6期開始のアニメ)
「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」(2022年10月開始のアニメ)
「ヤマノススメ Next Summit」(2022年10月第4期開始のアニメ)
「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」(2022年10月第2クール地上波放送開始のアニメ)
「聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-」(2022年10月開始のアニメ)
「異世界おじさん」(2022年10月放送再開のアニメ)
「チェンソーマン」(2022年10月開始のアニメ)